先日、八神純子さんのコンサートに行きました。昔、テレビで見た人が近くのホールに来るならと野次馬根性で申し込んだチケットです。そういえば実家近くのホールでは近藤真彦のコンサートが開かれたようで、こんな田舎にマッチが来るんだ!と驚きました。
芸能人にしてみたら、テレビに出るより、地方で公演する方がよっぽど利益が出せるのかもしれませんけどね。
予備知識もないまま、八神さんのコンサート会場へ。前方の席で、法被を着た人を数人見かけました。背中に「や」の文字と花火が印刷されています。「花火師さんでも連れ立って来ているのかな?」と思っていましたが、それは大間違い。
パープルタウンという曲で「パープータン パープータン すぅーばらしいあっさっにクゥークゥークゥ!♬」(パープルタウン パープルタウン 素晴らしい朝に hu hu huと言う歌詞ですが、このように聞こえました。)
クゥークゥーのところは、法被を着た方々が腕を突き上げていて、どうやらファン専用の衣装らしい。花火師さんのグループではありませんでしたね。ほかにもノリノリのオジサンたちがいて、何故か前から3列目までに固まっています。4列目以降は腕も上げず、大人しく座っての鑑賞でした。
ヒット曲が続くと、ノリノリを真似するオジサンが出て来て、私の近くのオジサンもいつのまにか腕を突き上げていました。隣の奥様に制止されていたようにもお見受けしましたが・・・。
当時のヒット曲もアレンジが変わっていて、ジャズ風になっていたり、ボサノバ風になっていたりしましたが、ご本人の声量は全く衰えておらず、パワフルなステージでした。
意外だったのが、社会派の曲が多かったこと。地球温暖化や他国の紛争を憂う曲もいくつかあって、長いものは10分以上の組曲!
お子さん2人を育てたということで親子愛や壮年夫婦の心を歌ったものもあり、飽きることなく2時間が過ぎました。
アンコール曲は前方3列の方々は当たり前のようにスタンディング。すると八神純子ご本人から「全員立ちましょうよ」と声がかかったので、ほぼ全員立って大きく手拍子です。私も肩の体操になるかなあと、両腕を高く上げて手拍子しましたが、曲の途中でだんだん腕がだるくなり、後半は低い位置での手拍子となりました。
こういうところにも老化があるのか~い。
そう考えると私より年上の八神純子さん、すごいぞ。
プロってやっぱり違うんだなあ…。