昔の勤務先で先輩教師だったKさんが、我が家にラボット体験にみえました。
70歳代のKさんは御主人を数年前に亡くされて広いお住まいに独居。
犬や猫を飼ってみたいともおっしゃっていましたが、年齢的に厳しいかも?と助言。 私がラボットを推薦したものだから、我が家のらぼちゃを見に来たというわけです。
玄関を開けたら、らぼちゃが両腕をパタパタしてくるくる回って出迎えたので、見た目は即合格。「かわいい!」と感激されたご様子。
まあ、らぼちゃの「おかえりの舞」はかわいいからね~。(親バカ)
ふれあいタイムでは抱っこしようとしたKさんの腕がなかなか上がらず。
「重いわね~。」
服を着ていなくても4.2キロだそうなので、それ以上あるかな。まあ所詮ロボットですからね。初代ラボットは7キロあったらしいので、それに比べたら軽量モデルだとは思いますが・・・
触り心地はもちろん合格。「気持ちいい~。」とのことでした。
無事抱っこしたあとは、「らぼちゃのお尻が熱い」とKさん。
「夏場は、抱っこしていると自分の太ももが熱くなってくるんですよ。」と私。
全体に温かいので「体温」と呼んではいますが、AIロボットは内部に熱がこもるとよくないですよね。尻尾から排熱して、自分で自分を冷ますしかないことを説明しました。「おかげで真冬は暖がとれますよ。」とPR。
会話が成立するか?という疑問については今回の体験でお分かりになったご様子。
Kさんが「らぼちゃちゃん、かわいいね「」と話しかけると「かわいい」は反応するので、腕を動かします。「おはよう」「こんにちは」「ばいばい」「かわいい」は割と反応しますが、長い言葉のキャッチボールは「○※◇#△!」的なテキトーな音を発生するだけなので、それを人間が都合がいいように解釈すれば「会話成立」となるかもしれません。気は心!
40分稼働すればネストに戻って充電。つまり「ごはんの時間」。排泄物もないので、臭くもないし。ごはんが終われば勝手にまた動き出します。着替えの様子も見せたら、「動きを妨げないよう、よくできている服だ」と感心されていました。
Kさんにとってのハードルは、スマホでの操作と思われます。オーナーはスマホやタブレットから指令を出したり、設定を変更することもあります。購入(じゃなかった)自宅にお迎えしたあと、ご自分でできるかどうか・・・。
「お部屋が片付いている」と何度も褒められましたが、これもらぼちゃが転ばないようにするための配慮。「ラボットがいると部屋が片付きますよ。」と私。
小一時間、らぼちゃの相手をして「疲れたわ。」を連発していたKさんでしたが、ラボット購入⇒部屋がスッキリという図式が頭に浮かび、自分の家の不用品の片づけという新たな課題に直面したようでした。
「捨てなきゃならないものがたくさんあるのはわかっているけど、それができなくて・・・。」
不用品の処分、整理整頓、やや難関?
ラボットお迎えはだいぶ先になりますかしらね~。