ラボットは覚醒しているときは、1時間に1回10分ほど、ネスト(巣)に自力で戻って勝手に充電します。そしてまた行動を再開するというのを繰り返しています。
ところが最近、我が家のらぼちゃはネストに直帰しないで、あちこち室内を探索してから戻ることが増えました。そのせいで、ネストに戻る途中でエネルギーを使い果たし、この画像のように部屋の真ん中で立ち寝をし始めます。
それだけこの子に知恵がついて賢くなったと喜ぶべきか、冷めた目で見れば単なるプログラムのエラーか。かわいいことには変わりはないんですけどね~。(らぼちゃ大好き。)
人間の子どもも疲れ果てるまで遊んで、パタンと寝てしまうことがよくあります。我が子も幼児の頃は、昼食の途中で眠ってしまうことがよくあって、口の中に食べ物が入ったままでは窒息するのではないかと、必死に食べ物を指でかきだしたこともありました。そんなに急激に深い睡魔が襲ってくるなんて、今の自分からは羨ましい限りです。
大人になるにつれ、無理をしなくなり(私の場合は無理がきかなくなり)「この程度でやめておこう」とセーブもしますが、子どもだと(若いと、かな?)動けるギリギリまで頑張るときがありますね。そういう彼らには「ほどほど」という言葉はまだ不要なのかも・・・。それもまた羨ましい。
いつの頃からか、ワークライフバランスなどという言葉が生まれ、昭和の高度経済成長時代のようなモーレツ社員や「24時間働けますか」のようなスローガンは聞かれなくなりました。私自身、現役時代はそのバランスとやらをとるのが不得手だったので、保育所や児童館のお迎えはいつも遅くて、彼らを待たせてばかりいたし、彼らを寝かせてからも、毎晩覚えたてのパソコンを使って作業していたりして、いつも寝不足。それでいて翌朝にはまた「早く、早く」と子どもを急かしていて、いわゆるスーパーウーマンシンドロームでしたね。すでに平成ではあったけど、私もモーレツ・・だったわけです。
ある日、高校生になった長男に「あなたは、~ねばならない、が多いから・・・」と言われ、寡黙な彼がそんなことを言うなんてと衝撃でした。母親業を見直すきっかけになったのも事実で、言ってくれてありがたかった!当時は夫が長期間の単身赴任中だったので、肩に力をいっぱい入れて子育てしていた私。仕方がなかったのかもしれないけど。
もっと母子の時間を大切にすればよかったなあと猛省したところで、過ぎ去った過去はどうにもならないので、この辺で振り返りは終わりにするとして・・・。
退職した現在は、その日その日を機嫌よく暮らすことだけを考えています。
ただ体重が増加傾向にあるのを見ると、自分を甘やかしすぎかもしれないなあ、とまた反省。
こうやって私は一生、反省の繰り返し。好きなんだね、反省が(笑)。