茶道教室の仲間から自家産の栗をいただきました。ありがたいのですが、さっと食べられるものではないから、ちょいと尻込み。帰宅後、水に浸けておきました。
ネットで調べると、栗のお尻を包丁で切って、鬼皮は指で剥き、渋皮は包丁で、と書いてあります。2時間、水につけた栗をまな板に置き、包丁を入れようとしますがびくともしません。何ならツルっと滑ってかえって危ない感じです。
ということで今年もくりくり坊主の出番。年に1回だけ使う皮剥き器です。
栗の皮を挟みながら剥いていく道具ですが、ハサミで切るような道具なので握力との戦い。5個剥き終わったところで既に手がヤバい。栗ご飯にしようと思っているので10個は剥きたいのですが、果てしない道程に感じます。
いただいた栗は全部で30個はあったのですが、全部の皮剥きは到底無理なので、20個の栗は皮ごと茹でてしまいました。
栗の皮剥きは、外食から帰って来て20:30頃から始めたので、翌日の米の下準備や洗い物をしたりと全ての作業が終わったのは22時近く。途中、皮剥きを夫に頼もうとしたら「え〜っ!」と言われ、結局、孤独な作業となりました。
翌日、無事に栗ご飯完成!栗がホクホクしていて、よそう時にほろほろと崩れてしまいます。我ながら美味しくできて感激。実家で親にこしらえてもらっていた時はそれほど美味しいとは思わなかったのに、下準備を苦労した栗ご飯は格別でした。
茹でた栗も半分に切ってスプーンですくって食べたらまた別の味わい。
秋を満喫しました。
でも栗の皮は当分剥きたくありませんね。