還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

スポークが見える速さで!

ケヤキと空

始まるよ〜第二楽章

 明日から通うお教室へ、自転車で行ったらどのくらい時間がかかるのかを試してみました。

いつもは車で通る道を、自転車で行くと色々な発見がありました。

例えば、レストランの脇を通るとバターの匂い、住宅地からはトーストの香り、通りすぎる人の香水も。

また、新築住宅の脇を通ったら、まだ整備されていないお庭で、女の子がお母さんとチューリップの植木鉢に水をあげていて、それもまた微笑ましい光景でした。

 私の倍以上の速さで自転車を漕ぐ人もいて抜かされてばかりでしたが、私は自転車を漕ぐ時はいつも亡き父に言われたことを守ります。

それは「スポークの見える速さで漕ぐ。」ということ。

子どもの頃は猛スピードで漕いで風をきることが快感でしたが、考えてみればずいぶんと危険な行為です。いよいよヘルメットの装着が努力義務の時代ですが、父の教えを守り、人生の「第二楽章」が始まった私は、第二楽章によく見られる「アダージョ」のテンポで自転車に乗ろうと思います。

 結局、お教室までは往復50分。桜舞い散る中のサイクリングは楽しい時間でした。