還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

和室内部名称 誤答例のご紹介

屋根裏

一度も中を見たことがない場所。

 エアコン工事の人が来て、屋根裏を開いて配線工事をするのだそう。この家に10数年暮らしているけど、自分では開けて見ることもない場所・・・

 さて、今日はお題に沿った話題です。

 

お題「一問一答!こどものおもしろ回答を教えて」

 

 高校3年生をこどもというべきかは悩ましいところですが、選択家庭科の定期試験問題での誤答例です。

 

問題 和室内名称の読みがなを答えなさい。※問題には室内図も添付してあり、解答すべき箇所は矢印で示しています。

解答すべき語句は襖(ふすま)、敷居(しきい)、障子(しょうじ)・・・等

 

誤答が多かったもの

その1

床の間・・・「ゆかのま」は想像通りの誤答。「ゆかのあいだ」ってどこ?

正答は「とこのま」。最近はクローゼットにする方も多いのでしょうか?「へこんでいるけれど、本来はタンスを置く場所として作られたのではないからね。」と強調しておきました。私の実家で父が亡くなった後、母が重いタンスを置いてしまい、経年劣化で床の間の壁が崩落したという実体験も添えて・・・。

 

その2

畳の縁・・・正答は「たたみのへり」。「たたみのえん」「たたみのみどり」「たたみのゆかり」はゼロ。「たたみのはし」「たたみのふち」は数人。ここは「へり」という言葉を覚えて欲しかった。「敷居も畳の縁も踏まないんだよ」と教えておきました。

 

その3

欄間・・・「らんかん」という誤答が大多数。試験返却時に「うちにこれと同じやつあるもん。」「おばあちゃんちで見たよ。」と豪語する生徒もちらほら。

「じゃあ『らんかん』という語句で画像検索してみてください。」と私。

「お寺にあるやつだ。」「修学旅行で見た!」と教室内がざわざわ。

各自の画面には朱塗りの「欄干」がた~くさん並びました。

「これがおばあちゃんちにあるのね?」と言ったら、苦笑いの生徒。

再度テキストで「らんま」を確認後、あまりにも「らんかん」が多かったので、印象に残るようにと牛若丸の童謡も紹介しておきました。どこまで伝わったかな?