夫が玄関先の大きな植木鉢(しかも2鉢)で栽培していたパクチーがちらほらと育ち、収穫できるようになりました。「もう、食べられるよ。」と何回か夫から声をかけられていますが、それって私に調理せよ、ということなわけで・・・。私もそれほど好きな香味野菜でもないので重い腰が上がらず、かといって夫が収穫するわけでもなく、ここ数日は夫婦共々無関心を装っていました。
あまりにも暑くてだらだらとした休日を迎え、これといってやることもなく、さすがにパクチーと向き合うか・・・と、ザルを抱えていざ玄関へ。見ると夫は気温が体温を超えるというのに、庭仕事中・・・。(おいおい、無理すんなって!)
私は手で摘み取ればいいもんだと思っていたら、「あそこにあるハサミで切り取ってね。」と夫。
あ、急にヤル気なくなった!(注:高校教員時代に度々生徒に言われた言葉です。)
「どのあたりを切ればいいのかわかんないよ。」
私はハサミを夫に渡す。
すると「この辺りは残して、この辺りは切って・・」と園芸評論家のように説明しながら夫が切り始めました。
ほらね。自分で育てたものは自分で最後まで面倒見た方がいいんだって。
私は切り取られたパクチーから枯れたり黄色くなってしまった部分を取り除く係に徹します。売られているパクチー1束以上は収穫できたんじゃないかな?
こう暑いとコンロも使いたくない。簡単にできるレシピはないかとググったら、ごま油と鳥ガラスープの素で和えただけのレシピを発見。
私にしては珍しく、葉っぱの重さを量り、それに合わせてちゃ~んと調味。お昼ご飯で食べたら、まあまあいけるお味。我が家のパクチーは売っているものより香りも歯ごたえもマイルドで、あっという間に食べ終わりました。
夫は「これにレモンかけてさ、エビ載せてさ・・・。やっぱりフォーかな。」と隣で言っていましたが、
ごめん、私はそっち系の味は好きじゃないのよ。残念だったわね。