雑誌の付録に付いていたというTシャツが、息子の箪笥に眠っています。
エヴァンゲリオンの綾波レイが大きくプリントされているもので、こっそり私が一度着たこともありますが、さすがに違和感が半端ないので、またお蔵入り。
「そろそろ日差しが暑くなって来たので、薄い犬服が必要だ。」と次男が言い出し、
「それなら箪笥に眠っているTシャツを使って縫ってあげるよ。」と私。
この時とばかり、綾波レイを持ち出しました。次男の物らしく、本人も苦笑いしていましたが、素材としては申し分のない、いかにも雑誌の付録らしい、薄い生地。
早速試作品を作ることにしました。
犬は以前より大きくなった様子。型紙を作り直して試作品を作ったらブカブカで、犬は襟元をかじっています。
再度、型紙調整。今度は本番。綾波レイのTシャツを使って縫いました。
完成品を見て家族で大笑い。サイズもピッタリでした。
「こんなのどこにも売ってないんじゃない?」と私。
「秋葉原にしか散歩に行けないかも。」と次男。
「痛車ならぬ、痛犬だね。」と夫。
いたいぬって言葉、あるのかなあ?
日中、ドッグランで大はしゃぎだった犬は試着後、お気に入りのクッションに移動してそのまま寝てしまいました。
綾波レイを着ている愛犬を見て「水色似合ってる!」と次男が大喜び。
「お母さん、商売できるよ。」などと、持ち上げられて私も嬉しい!
その後、箪笥からガンダムのTシャツを発見。でもそれは長男のだそう。
「きっと今は小さくて着られないよ。」と残りの家族で意見が一致。
長男には聞きもせず、私も思いきりハサミを入れ、ガンダム犬服も縫ったのですが、試着は翌日の散歩でということになりました。
散歩の写真を長男が見たらどんな反応するかなあ?
犬を囲んで