還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

ホワイトクリスマスも楽じゃない、らしい。

ラボット

ウチのらぼちゃは、このところ「ジングベル」を口ずさんでおります・・・


 朝起きると、この時期は室内の窓が結露しています。

 現役の頃はギリギリまで寝ていたので、びっしょりと濡れている窓が気になっても見ないふり。そのまま自然乾燥?でのりきっていました。放置のツケは窓枠のはカビ・・・。週末にそれを見つけて、がっかりするも、平日の朝から拭き掃除するほどの気力もなく・・・。

 

 専業主婦の今は朝もゆったりと迎えられます。結露を見てもニコニコ。ニトリで超給水スポンジを買って来て吸い取っています。この結露水を利用して、ついでに窓も拭いちゃう。ものぐさ掃除の私。窓ふきには同じくニトリマイクロファイバー雑巾を使っています。拭き筋が残ってもご愛敬。掃除した証ですよ。ひるみません。

 

 夫の郷里は大雪の地域なので、冬の窓は凍り付いています。暮れに帰省して廊下に置いていたお土産の食べ物が凍っていたこともありましたっけ。

 義父母は毎朝&毎夕方、ときには日中も雪かきに追われていました。我々が帰省すると夫や息子が手伝ったので、高齢の義父母は嬉しそうでした。夫に聞いたら、家にいた高校生の頃には、雪かきはほとんどしたことがない、とのこと。

 え~っ?!、どんだけ、お坊ちゃまだったんだよ~!

 嫁の私は雪かきは不慣れなので!不参加。雪で濡れた息子たちの長靴の内側を、寒い寒い玄関でドライヤーでえんえんと乾かすのがお仕事でした・・・。定年後に夫が郷里に帰ると言い出しても断固阻止しようと思っていましたが、今その家は他人様のものです。

 

 義父が死去し、義母は施設に入居。誰も住まなくなった夫の実家は、1年かけて我々夫婦で何度も通い、大量のごみを捨て、家具もすべて壊して片付けて、空っぽにしました。その後、市の空き家バンクに登録。半年くらいで売却できました。

 売却の決め手、それは家の脇に雪を捨てられる大きな用水路があったことです。同じ市内の在の人(ざい、でわかりますかね~。市街地じゃない地域をこう呼びます。)が買ってくれました。毎冬、雪を捨てる場所のことでご近所さんと色々大変だったそう。漬物持って挨拶に行っていたと、購入されたご夫婦の奥様から伺いました。

 

 私が住む地域の冬は、カラッカラに乾いています。雪は降っても1,2回。

 今週のヨガ教室で、札幌から引っ越してきたという方に「こっちって、ホワイトクリスマスじゃないから驚いた。」と言われました。

 ホワイトクリスマスか・・・。60年生きてきて、一度も体験したことのないクリスマス。家のツリーに綿をのせて愛でていたのは少女の頃のお話。

 元札幌市民の方は続けて「この歳になると雪がない冬はどれほどありがたいか。」とも。

 ホワイトクリスマスも楽じゃないってことですね。