休日、夫に「今年の窓掃除はいつやります?」と尋ねると
「よろしくお願いします。」との返事。
あれ?毎年、2人で共同作業で掃除してたよね。
外側からホースかけて洗い流すのがあなたで、私は内側やサッシをきれいにしてさ・・・。
そう言っても「今年は!よろしくお願いします。」だそうな。
退職して憧れの専業主婦になったのはいいが、こういう事態を招くとは想定外・・・。稼ぎ手には逆らえないかなあ。
先日テレビで「曜日ごとにジャンルを分けて掃除をすればよい、しかも10分で」という特集を見ました。
月曜・・・月灯り➡照明器具、窓
火曜・・・火➡コンロまわり
水曜・・・水➡流しや洗面所、風呂場
木曜・・・木➡家具類
金曜・・・金➡お金関係
週末はお休み、だそうです。
10分ね~。
その後、快晴の月曜日を迎え、まずは照明器具から手をつけることにしました。
窓掃除は曇りの日がよいというし、夫に手伝わせたい気持ちもまだあるし・・・。
世間では、天井にある照明器具のような高所の掃除は、通常男性の役目ですか?
我が家では、梯子を使うような高所以外は、昔から私の担当です。
なぜなら身長164㎝の「デカい女」だから。
今でこそ164㎝の女性なんて珍しくもありませんが、若い時は「デカい」と揶揄され、上品な大人たちからは「健康的」と評された私。
背の高い男性と小柄な女性というカップルに憧れて結構悩んでいました。
みつはしちかこさんの「チッチとサリー」の読みすぎだったかな?
ということで、私はちょっと高い踏み台にでも乗れば、家の中の高い所に大体届くのです。
イケアで買った、我が家で一番座面が高い椅子を持ち出して、テレビの真似をしてスマホのタイマーを10分にセット。
ピピ~ッ!(脳内で再生)
スタートです。
我が家の照明器具のほとんどは、円形の白いカバーをくるりと回して外すタイプが多いので、掃除は割と簡単です。外しながらいつも思うのですが、カバーが薄っぺらいプラスチックで、ちょっと頼りない感じ。それでいて、まあまあの価格・・・。
なんか納得がいかないんですよ。
昭和の人間は重厚こそが高価値って思っちゃうからかなあ?
1つ目終わって、タイマーを確認したら、残り6分。え~っ。そんなもんなの?
その流れで、隣の部屋のも終了。まだ3分あります。
洗面所のまん丸の照明器具や、天井に埋め込んでいるダウンライト?も届いちゃう(自慢!)ので、そちらも拭いてきれいにしました。
高い所に上ると見えてくるホコリも無視できない。
飾ってある額の上とか、棚の上とか・・・ついでにそういう箇所も拭き掃除。
我が家には、私が映画で見た欧米の室内に憧れて、子どもの成長を記録した写真額を密集させてたくさん飾っている壁があります。その額にたまったホコリをひとつずつぬぐっていたら、初めて聞くタイマー音が鳴ってドキリ!
スマホのタイマーなんて、ほとんど使わないのでね。
タイマーって、普通は冷蔵庫にくっついているものでしょ?(昭和のオバサンの言い分)
鳴り続けるタイマー音を無視して、額の掃除を続けていたら、タイマー音が終了。
ちょっとホッとしたら、すぐにまた鳴り響き・・・。
ハイハイ、お掃除を止めますよ。
テレビの人も言っていました。設定時間を越えてはいけないと。
たかが10分、されど10分。結構働けるものですね。新鮮でした。