還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

草月流「真・副・控(しん・そえ・ひかえ)」で飾ってみっぺ。

正月用花木

こちらは先生が正月用にアレンジされるそうです。

 茶道教室のお庭は、庭師さんが結構な量の花木を伐採。いつものお庭とは全く違う風景でした。松の葉すっきり、ユズの枝は半分くらい、そのほかの花木も刈り込まれていました。広々とした感じに生まれ変わり、いかにもお正月を迎える風情です。

 

 伐採した花木から先生が松、梅、千両、水仙などを選んでくださり、生徒銘々におすそ分けがありました。

 

 恥ずかしい話ですが、私はこれまで正月用の花木を飾ったことがありません。クリスマスリースは自作してまで飾っていましたが、正月の花に関心がありませんでした。実家でも、母親はそもそも室内に花を活けて飾るタイプの人ではなく、正月の準備も、父親が松飾りを12月30日頃に買ってきてあわてて門にくくりつけていました。結婚後の私は玄関外に購入したしめ飾りを飾る程度です。

 母は実は花が好きだったようです。退職してから「野の花を活ける」をテーマにした華道教室に通い始め、デイサービスのお世話になってからも、施設の華道教室を楽しんでいました。彼女も子育て中は花を楽しむ余裕などなかったのでしょうね。

 

 私は、父親の強い勧めで(半ば命令)、生花は学生時代に草月流を2年間だけ習っていました。今回いただいてきた松や梅などの枝ものを活けたのはその頃にほんの数回。入門レベルで終わっています。ほかの生徒さんは「嬉しい」と言って喜んで持ち帰りましたが、私は不安の方が先立ちました。

 

 いただいてきた花木類、とりあえずバケツに水をはって玄関内に置きました。

 我が家にある数少ない花器を考えると、投げ入れ(背の高い花瓶に生ける)にするしかないです。

 40年ぶりの投げ入れ・・・。でも、わからなければきっとYouTube先生が教えてくれるはずです。今どきは。

 投げ入れって、確か、太い枝に切り込み入れるんじゃなかったかな。

 草月流の基本、真・副・控(しん・そえ・ひかえ)だけは、かろうじて覚えています。

 クリスマスが終わったら、まっ、やってみっぺ!