今月はお茶のお稽古が少なくて、ちょっと寂しいです。
10月初めのお稽古は、風炉・薄茶・中置点前(ふろ、うすちゃ、なかおきてまえ)でした。11月が茶道ではお正月のようで、お道具も変わるそうです。今回、お抹茶が入っていたのは薄茶器(うすちゃき)。金輪寺(きんりんじ) という塗物茶器でした。
毎回、覚える用語が多くてひと苦労。麻雀の役を覚える方がまだ楽かも?
この日は生徒さん2人がご自宅のお話を持参され、先生もまたお庭からお花を調達されたので、何と全部を活けて飾ることになりました。私は花器はひとつかと思っていたので、こういう飾り方があることを初めて知りました。はなやいだ雰囲気がとても素敵です。
茶道では圧倒的に和花が多いのですが、和花をしみじみ眺めると静かな趣きの中にも、きちんとした主張があるように思えます。ゴージャス感はありませんが、凛としたたたずまい。若い時には気づかなかった美しさです。
お稽古に自分で縫った帯を絞めていったのですが、皆さんに褒めていただけて嬉しかったです。バティックの大きな布から作った帯なのでエスニックな感じですが、デニムの着物に合わせたら好評でした。
やっと大好きな着物を楽しめる季節になってきました。
洋服とはまた違う色使い。あれこれとコーディネートを考えるのも楽しみです。