還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

花の札に、見事当たらず。

おはぎ、お抹茶、煮物

お稽古の後のお楽しみ

 久しぶりに茶道のお稽古に伺いました。9月は、台風や先生の勘違い?で2週間お稽古がなかったのです。久しぶりの今日は、例の「七事式 平花月」の日でした。

 

 しちじしき ひらかげつ

 

 折据(おりすえ)という7cm四方くらいの小さな入れ物に、1cm✖️2cmくらいの小さな札が入っていて、それを順番に引いて、札の絵柄によって役割が決まります。

 月の絵札を引いた人はお茶を飲むことが出来て、花の絵札を引いた人がお茶を点てます。

 

 8月はお稽古も夏休みでしたので、私は薄茶の点て方をすっかり忘れてしまいました。それなのに今日は平花月の所作から足のさばき、座る位置の決め方や移動の方法など、新しく覚えることだらけ。

 

 できるのかいな?

 

 先輩方も七事式平花月は初めてという方ばかりで、その点は救われましたが、お茶を点てることに関しては、皆さんすっかり身についていらっしゃいます。ああ憂鬱…。

 

 四の花まで行いましたが(つまり4回戦まで終わりましたが)、私の「花の絵札を引きませんように!」という心からの願いが通じたのか?、今回は一度も花を引かず、月札が一回まわって来ただけで無事終了。つまり、私は薄茶を一服いただいて終わり、皆さんに何とかついていくことができました。

 

 お稽古終わりに先生が煮物とおはぎを用意してくださって、それを見た瞬間、やっと緊張が溶けました。先生の手料理はいつもいつも美味しくて、だからお稽古大好き!

 

 来週もまた今日と同じ平花月だそうです。

 さすがに薄茶の点て方を予習してこないとまずいだろうなあ。

 「次回も花の絵札を引きませんように」と祈るより、さっさとYouTube薄茶点前を視聴するべきですね。ハイ。