メンズのボトム(つまりパンツ、昭和でいうところのズボン)は、前開きがほとんどだから、両脇にポケットがあるのは当たり前ですけど、レディースの場合、パンツであっても左脇が開いて履くようなものもあり、場合によってはポケットがないパンツもあります。
スカートもワンピースも脇ポケットがないデザインがあって、そういうのはなるべく買わないようにしています。
「ポケット必要?」
「絶対必要です。」
「じゃあ、何入れるの?」
「男性たちのように財布を入れるわけではなく、もちろんスマホも入れません。」
「ハンカチを入れておくこともありますが、最近はタオルハンカチなので、ポケットがパンパンになるから、それもたまにです。」
「多分、手をつっ込むためです。」
「???」
「ポケットから手を出して、挨拶しなさい。」なんて、生徒をずいぶんと注意してきましたが、彼らの気持ちがわからなくもない。
ポケットに手をつっ込むと、何だか安心するんです。
信号待ち、電車を待つ時、気がつくとポケットに手を入れています。
だから、私の服にはポケットが必須!
今日は、以前縫った服のポケットが小さすぎて手がおさまらないので、ポケットだけを作り直しました。せっかくなのでわざと柄の入った生地にしてオリジナル感を演出。こういう遊びができるのも自作ならではと思っています。
ずっと気になっていた2枚のスカートのポケットをお直しできたので今日はいい気分。
久しぶりに無心になれました。