還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

保冷バッグ完璧フィットと自己最低点のお話

保冷バッグ

保冷バッグの完成です

  夫が、職場に来るヤクルトレディさんから、ヤクルト1000のパックを定期的に購入してくるのですが、これまで持ち帰っていた保冷バッグが何ともサイズが合わず、ずっと気になっておりました。夫は寡黙な人なので多少の不具合には何も文句は言いません。

 毎回どう思っているんだろう?と、昨日試しに「その保冷バッグ、サイズが合っていないよね。」と言ってみたら、自分もそう思っていた、とのこと。

 へ~、珍しく意見が一致したじゃん。

 思ってたんなら早く言ってよね!

 ということで、急きょ保冷バッグを作ることに。

 

 まずは自宅で材料探し。手持ちの材料でいかに良いものを作るのかが醍醐味なんです!

 マチ幅がピッタリの銀ギラ保冷袋を見つけましたが深すぎるのが難点。高さが半分になるように折り曲げて使うことにしました。そうやって工夫するのもまた楽し。

 

 そういえばセール品のナイロン生地を買っておいたんだっけ。100均のファスナーも見っけ。ストックの材料から作る方がテンションが上がるのは、なぜだろう?

 

 何も買わずに、作業スタートです。

 銀ギラの保冷袋に合わせて、生地を裁断。もしものために縫い代はやや多めにしておきました。(といっても+5mmですけどね)

 

 問題はフタにぐるりと縫い付けるファスナー。予想通り数㎝不足…。ストックの材料を使う時にはよくあることです。生地を縫い足して何とか必要の長さにまで延長。

 

 フタの角の所のファスナー付けは厄介でなかなかの難所でしたが、何とか縫いました。ごまかすのも上手になったなあ、と自画自賛

 

 無事縫い終わったので、在宅勤務中の夫に早速披露(見せびらかし!)に行きました。

 「だいぶ、大きいのができたな。」と、夫もまずまずの表情。

 ヤクルト以外にも、これからは大きな水筒も持参するということで、試しに入れてみたら、あ~らピッタリ!

 夫婦でテンションが上がった瞬間でした。(笑)

 

 保冷バッグが完成したご機嫌なその日に、ショックな出来事もありました。

 文化服装学院の3つ目の課題が返却されたのでおそるおそる開いたら、何とこれまでで最低の点数だったのです。結構、頑張ったんだけどなあ(泣)

 訂正されなかったところがないくらい、真っ赤になって戻って来た製図用紙。細かく書かれたコメントを読むと、指摘された箇所は、自分でも理解して出来ていないところなので、納得するしかありません。

 はあー、先生、やっぱ鋭いなあ!

 しかも、先生が新たに書き足してくださった袖の展開図の美しいこと!

 こういう線が自分で描ける頃には、私の人生は終わってるんじゃないかな?って思いました。

 

 次の課題は、「こんなのできるかいな」というデザインのワンピース。

 「あ~あ」という嘆きと、「今度こそ!」と思う気持ちが同時に湧いてきました。

  保冷バッグがうまくできたせいで、何だか前向きです。