以前、私が縫ってあげた、タオル地のペットボトルケースに大きな櫛を入れて持ち歩いている友人がいます。
「これだと大きいから、櫛のケースが欲しい。縫ってくれたら、買うからね。」とのこと。
二つ返事で引き受けて、早速縫い始めました。
確か、メルカリで買った刺しゅう生地があったなあ。
彼女のイメージにも合うからそれを使おう。
裏地は彼女が好きなパープルにしようかな?
完成後、手持ちの櫛を置いて画像を撮影し、本人に送信したところ、
「もったいなくて普段使いができないかも。」とのこと。
彼女はもっと違うイメージのケースが欲しかったようです。
確かに刺しゅう部分に気を遣ってしまうかも。
私は、そういうのはあまり気にしないんですけど…
オーダーで縫う機会が少ないので、こちらも反省。
もっと彼女の好みを聞いてから縫うべきでした。
買ってくれるという人に、自分の好みを押しつけてはいけません。
その後、別のプリント生地で縫い直してみました。慣れたせいかそれほど時間もかからず…。縫うのは楽しいので、いくつか縫って選んでもらおうかな。
完成した作品を解いて作り直すことには全く抵抗がないので、刺しゅう生地は解いて、別の作品に縫い直してもいいし…。
こうやって考えるのも至福の時間です。