還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

紙にもアイロン。萌えます!

アイロンかけ

顔のシワも伸ばしたい。

 アマゾンで品物を購入すると、品物よりはるかに大きい段ボール箱に入って届くことがあります。緩衝材として入っているのはクシャクシャになっている茶色系の紙。わら半紙とも違う紙のようですが、個人的には嫌いじゃないです。近くで見るといろいろなものが混ざっているようで、いったいどんな原料でできているのかと気にもなりますが。丸めたまま捨てるとゴミ箱の中で場所を取るので、いつも手で伸ばしてたたんで捨てていますが、穴が開いていない無傷なものを見つけると必ずアイロンをかけてシワを伸ばしています。

 

 そもそもアイロンかけが好きです。自分の服にもよくかけます。綿麻の服はもちろん、時にはニットにもかけています。和服や和服小物にもかけますが、絹製品はアイロンをかけると再生感が半端ないです。絹らしさを取り戻してしなやかに・・・。

 紙にアイロンをかけるのも好きで、一番多いのは洋裁をするときの型紙にアイロンをかけること。型紙を平らにしてから生地の上に置いて使います。ほかにはきれいな包装紙なんかもよくアイロンをかけます。封筒や袋を作ること(昔は袋貼りと言っていたか?)も好きなので、リメイクできそうな紙だとわかるとすぐにアイロン台へ。

 

 重い腰をあげて掃除をし始めて、だんだんきれいになっていく行為を目の当たりにすると、気分がよくなってきて「ああ掃除をしてよかった!」と思うように、折り目のある中古の紙にアイロンをかけて紙が伸びていくのを見ると心がすっきりしてきます。

 ハンカチにアイロンをかけるときもそう思います。ハンカチは小さい面積で達成感があるから結構好き。高温でかけるから消毒にもなるかなと、以前タオルにもアイロンをかけたら、繊維の方向がそろって、それはそれできれいでした。

 

 アマゾンの緩衝材にアイロンをかけた後はふんわり折ったり丸めたりして取っておき、メルカリで品物を送る時に一番外側に包んで使うことが多いです。アマゾンの緩衝材はA1くらいの結構な大きさがあるので、送るものが小さいときは半分に折って使うと二重になり使い勝手もいいです。ほかにキッチンの引き出しの敷物にも使います。鍋、ザル、ボールを入れている引き出しに敷いて、ときどき入れ替えます。(こういう風に書くとなんだか自分がすごくおばあちゃんになったみたい。でも60歳だから年齢相応の行動ですかね。)

 

 全くアイロンをかけないのは夫のワイシャツ。以前はシワ加工されているワイシャツにも毎日かけていましたがだんだん疲れてしまって、自分の入院をきっかけに辞退。ワイシャツの袖にピシッと折り目がついていないのは嫌だったけど、もうあきらめました。シワ伸ばし柔軟剤と洗濯機のシワ取り脱水コースに頼っています。

 しかしながらカジュアルシャツには必ずかけています。理由は一緒に歩くときに同伴者の服にシワがあるのは嫌だから。

夫婦共々年齢を重ねてきて見た目がヨレヨレになっていくのは防ぎようがない。顔のシワも伸ばせない。若者のようなハリはない。ツヤもない。

 だからせめて、着ているもののシワ対策だけはキチンとしていたいと思うのです。