数日前に縫った和洋両用エプロンに、はたして帯を巻いたら茶道稽古着になるのか?
早速試してみました。
(本当はワンピース生地を裁断する予定で広げていたのに、ついほかのことに目移りする・・・。子どもの頃からの悪い癖です。)
茶道のときは胸元に持ち物を挟んだり、帯に扇子を挟んだり、袖のたもとにハンカチとかを入れたりするので、なるべく着物姿を踏襲すること!
頑張るぞ。
胸元を合わせて着る両用エプロンはそのままに、まずは帯作りです。
帯作りの参考にしたのは伸縮性のある伊達締め(だてじめ)。伊達締めは着物を着つけるときの細い帯ですが、今どきはマジックテープ付き&伸縮素材(しかも夏用はメッシュ!)のものがあり、それを試しに巻いてみたら好感触。勝利を確信したのです!
(なぜか勝ち負けって思ってしまう~。)
伸縮帯を縫うには太いゴムテープが必要ですが、近所の手芸屋では売ってないので、ネットで注文。8㎝幅を買いました。帯の半分くらいの幅ですが、これ以上太いのは見つけられなかったので、これでGO!
それを30㎝くらいでカットして、生地でくるみ、お腹のところにくるように固定。
身体に巻き付けるひもは帯締めのようにしたかったので(帯締めとは帯の上に巻いている細いひも)、細長く縫って、後ろから前に持ってきて結べるようにしてみました。
結構タイトに結んでも、お腹がゴムベルトなので大丈夫。
売っている稽古着だとウエストのヒモに挟んだ扇子が抜け落ちることがあるので、今回は帯の内側に扇子ストッパーも付けました。ストッパーと書くとかっこいいのですが、早い話がゴムの筒を帯の内側に縫い付けて、そこに扇子を差し込むようにしたのです。
早速両用エプロンの上に巻いてみたら
「あら、いい感じ!」
正座しても苦しくないし、胸元に挟んだグッズも扇子も落ちてきません。袱紗(ふくさ)もさばいて(三角形にして)腰に付けてみたら、(つまり帯に挟んでみたら)、本当の帯の時と同じようにしっかりと挟むことができました。ハンカチはエプロンのポケットに入れられるので、これもOK。
I Win!
小学校の通知表で「創意工夫」がずっとAだったけど、あながち間違ってはいなかった?
次回のお稽古で、初お披露目してきます。