還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

エメラルドグリーンとチョコミント

会津木綿

会津木綿、やっぱりいい!

 コラッセ福島の観光物産館で、旅行帰りにお土産を物色しました。

 私はお土産売り場では非食品をまず最初に見るのが習慣で、今回も少し奥まったところにある民芸品コーナーをじっくりと見ることから始めました。

 民芸品は、木工、ガラス、陶磁器、繊維製品、カゴ細工、紙製品等に分かれますが、私が素通りできないのは糸や布関係。しかも加工された製品よりも、素材に近いものに目がいってしまいます。でもなかなか未加工のものって売ってないんですよね・・・。

 

 以前、東北自動車道のサービスエリアで会津木綿を見つけて購入したことがありましたが、今回もまた会津木綿に目が留まりました。

 最初は1反12メートルの反物を品定めしていましたが、さすがにややお高い。1万円以上したので、眺めるだけにしましたが、今になって思えば、秋冬の作務衣を作るために買っておいてもよかったかも。今度出会ったら、買うことにしましょう・・・。

 

 で、手前にあった1m単位の会津木綿を品定め。昔ながらの色合いなのか、今どきのものなのか、なかなかモダンな色合いで、選ぶのにも一苦労です。迷った末に無地とストライプと2本購入。お値段は2本で2,200円。1本でA4サイズの袋が2つは縫えるくらいの大きさの生地でした。

 

 無地に見える生地もよく見ると縦糸と緯糸の色が違います。経糸がエメラルドグリーン系で緯糸がブルー系。それがミックスされて味のある表面になっているんですね・・・ストライプの方は薄青緑色と薄茶色。緯糸は白っぽい。 

 

 帰宅してから織元のウェブページを見たら、ストライプの商品名が「チョコミント風の縞」だそう。なかなかのネーミング。言われてみれば確かに・・・。

 

 会津木綿のように素材に主張がある場合は、あまり手を加えない方がきっと良いはず。ハサミをなるべく入れないで済むように考えるのも楽しみ!

 

 家電製品とはか別ですが、自分がモノを選ぶ時は整形されたものよりも、どちらかというとちょっと凸凹がある手仕事を感じるモノに魅かれてしまうんですよね。

 モノだけじゃなくて、人間にもそれが当てはまる気がします。なぜだろう?