スーパーで商品のバーコードをスマホで読み取って買い物をするという方法を覚えて、便利に使っています。
店内に入る時に、店のQRコードを読み取って入店。商品や商品プレートにあるバーコードを読み取ってそのまま専用レジへ行き、最後にまたQRコードを読み取らせれば支払い終了というシステムです。
店のカゴを使わずに、自分が持ち帰る買い物カゴに直接商品を入れても良いので、これまでのレジ時間より早く終わります。10倍ポイントデーの日はお値段が高いものでもつい買ってしまいます。
先月から福島在住の友人(彼女は元ミスピーチ!)が、福島の桃を絶賛するので、福島の桃を見つけたら買おうとずーっと思っていました。すると今回、福島の桃が大玉でしかも特売品!
これは絶対買うしかない。マストバイってやつでしょー。
2個入りの桃を品定めして、バーコードを探しましたが商品のプレートにはありません。桃の容器を静々と持ち上げ、底や周囲も見ましたが何もありません。
プレートを見落としたかと、再度確かめますが、やっぱりバーコードはありませんでした。
近くで野菜を並べていた店員さんに「あの〜、あちらの桃にバーコードがなくて。」
と尋ねたら、店員さんが手を止めて、私が持っていた桃の容器をすぐに持ち上げ、
「ここにありますよ。」と、さらりと言って小さなラベルを指しました。
あ、あった!
え〜でも何で? 私も入れ物の下からぐるりと見たけどなあ…
まさか、お兄さん、今シールを貼ったんじゃないよね?
確かにバーコードシールが付いています。私が見落とした一辺に。
こういうのって、自分の老いを感じたようで哀しい…。
また野菜を並べ始めた店員さんに「ありがとうございました。」とだけ言って、その場を離れましたが、アプリなんか使って買い物をしている自分に何だか苦笑いです。
福島の桃がとてもおいしかったので、老いのショックも少しは和らぎ、夫には笑い話として伝えましたがね。