※いつもの1.5倍の文章です。長文におつきあいいただければ幸いです。
今日は、気を取り直して、文化服装学院の返却された課題の見直しをします。
えらいぞ、私。反省なくして成長なし!
高校野球準決勝のラジオを聴きながら、頑張ってみます。
・敗因分析1 シルエットとバランスを読み取る
送られてきたシャツブラウスのイラストをじっくり眺めて、寸法や細部のデザインなどを見ていくのですが、このときに見落としたのが袖口。カフス部分がそのイラストからはわからなかったのですが、正しいカフスと袖口のデザインは私の考えていたものとは違っていたようです。
「見えない部分は推測して判断する」とテキストには記載あり。
隅々まで読んでいなかったということか。
・分析2 作図(製図)をする
身頃と袖部分は別々に分けて作図するのに、同じ用紙にド~ンと並べて描いているあたり、テキストをよく読んでいないのがバレバレ。
襟のカーブは私が描くといつも浅めになってしまう。添削されたカーブ線は少しだけ深くて、実寸では1㎝の違い。そう、その1㎝が大切なんです。
こういうのが知りたかったからこの通信教育を始めたんだっけ。
直された赤色鉛筆の線が、尊くて仕方ない。
・分析3 作図から展開する
作図した上に別の紙を置き、写し取りながらパーツをずらしたり、閉じたりと、布を裁断するためのパターンに近づけていきます。これも間違えていました。
「テキストを読んでやったつもりなんですど・・・」
こういうのを世間一般では「言い訳」と呼びます。
直されたものを見れば「ああ、こうするのか・・・」と納得はするのですがね。
・分析4 ファーストパターンを作る
ファーストパターンを作るころには、縫製のことも考えなければならないので、型紙をつきあわせてずれているところはないかをチェックしたつもりでしたが、1カ所見落としが判明。
あんなに確かめたのに?
「詰めが甘い」というのはこういうことか。
※ここまでの工程でまだ半分もいっていません。まだまだ先があります。ふ~
もう少々、おつきあいください。
・分析5 シーチング組み立てをして、チェック修正
自分が平面で考えた製図が立体になっていくので、ワクワクします。最初は縫わずにシルクピンという細いピンで形を組み立てるのですが、今回はその工程をやや省略した感があります。微調整を怠けたのが後々の作業にも響き、それが最大の敗因だったと今こうやって書きながらしみじみ感じます。手を抜くと必ず後でしっぺ返しが来ますね。
ただこの工程はとても時間がかかるし、直すとなるとまた最初の製図からやり直さなければならないのです。
「失敗を見つけたくない」
「後戻りしたくない」
「細部まで確認したくない」
という気持ちが次から次と湧いてきて、頑張りたい自分と、もうくたくたでやりたくないよ~という自分との、せめぎあいと時間でもあります。
精神的に一番辛い時間・・・。
・分析6 パターンを直して、シーチングで縫って提出
やっぱり製図もパターンも最初から描き直しでした。最後まで集中がもたなかったのか、パターンの布目線や製図記号も間違えていて、凡ミスとしか言いようがない。
シーチングで縫って提出する作品も、本縫いのようにがっちり仕立ててしまったり、それでいてなぜかボタンを省略して注意を受けたり。
これらもすべてテキストに書いてあることばかりですよ!
これでも私、元教員。「隅々まで読みましょう」なんてあれほど言っていたくせに。
ホント嘆かわしい・・・
他の受講者の方に迷惑がかかるといけないので、ミスの詳細は記載できませんが、それにしても自分で自分にがっかり。
ラジオから聴こえる華やかな野球応援の曲に元気をもらいつつ、知らない曲ばかり・・・と思っていたら、お~聴きなじみのある曲が!
アフリカンシンフォニー、やっぱこれでしょ!昭和の名曲、だ~い好き。