還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

お釈迦にならないように。

刺しゅう額

泳げたい焼きくんみたい。

 大好きな雀魂にも目もくれず、通信教育の課題を完成させました。

 添削前だし、ほかの生徒さんのご迷惑になるといけないので、課題関係の画像は掲載しないようにしています。

 本当は苦労して作ったから、ここでご披露したいんですけどね。ちなみに今回の課題はシャツブラウスです。課題のイラストを見て、その通りになるように自分で製図して、型紙作って、生地を裁断して縫い上げます。2分の1のサイズなので、カフスとか狭くて縫いにくかった!製図したもの、型紙、縫い上げたものを3点セットで送ります。さあ今回は何点かな?先生に直されるところも知りたいです。指導者がいるって幸せ!

 

 さて本日、玄関に新たに飾った刺しゅうの作品。よく見ると泳げたい焼きくんみたい。以前のブログに書きましたが、こちらもまた35年前のものです。

当時の先生の口癖をふと思い出しました。

「それじゃ、お釈迦になっちまう。」

おしゃかになる、というのはダメになる、ということです。刺しゅう糸の扱いがぞんざいだったり、針目が粗かったりすると、必ずそうおっしゃいました。

 通常売られている25番刺しゅう糸は6本で1束になって売っています。私は6本どりで刺すことはあまりなくて、3本どりが多かったかな。3本使う時も、その6本から1本ずつ引き抜いて、再び3本にしてから使います。そうしないと糸に艶が出ないことを学びました。糸の向きが揃っている刺しゅうはツヤツヤしています。最近は殆ど刺していませんが、こうやって先生の教えはしっかりと覚えています。

 20代の頃は1本どりの糸で、1cmに5針のステッチが刺せたんですけどね。今はメガネを二重にかけても見えるかどうか‥‥何事も、若いうちにやるべきですね。

 

 今日もまた暑くなりそう・・・