縫い物したい~という日もあれば、全く見向きもしない日もあります。
このところはずっと後者。
私の裁縫部屋は、元は子ども部屋。お盆で息子がその部屋を使っていたからというのもありますし、新たな布地の買い置きもないからというのも理由ですが、最大の理由は、文化服装学院通信教育の課題の減点ショックからまだ立ち直れていないから・・・。
とはいえ、数日縫わないとそれはそれで寂しくなるものでして、ちょっとは縫いたいなあ・・・などと思ったりもします。
で、こういうときに決まってするのが、たまったハギレ布の処理。
ひたすらハギレ布をつないでいく単純作業ですが、余計なことを考えなくて済むので気が楽なんです。とにかくハギレ布をつなげておいて大きな布にでもしておけば、そのうちに使途も見つかるかなあ、などと思ってもおりまして・・・。
気が向けば正方形に、そうでないときはテキトーな長方形にカットして、何とな~くの順番で縫い合わせて、アイロンで縫い代を割るという作業ですが、少しずつ大きくなってくるのを見ると結構嬉しいものでして。これで何作ろうかなあ?と思いをめぐらしたりしてワクワクもします。縫いたくな~い、とか言っていたのはどこのどいつだ?
これまでも、
60㎝四方くらいにつなぎ合わせたものに芯地を裏から貼り、
裏側用の布(これもつなぎ合わせたもの)と重ね、
周囲を自作のバイアステープでくるみ、
薄いマットのようなものを作りました。
現在はノートパソコンのカバーとして重宝しています。
今回のは、もっともっと大きくしていって、インテリア品じゃなくて、できれば着てみようかと考えています。キルト綿(わた)でも間に挟んでステッチをかけて、コートにでもしてみようかな?
祖母から譲り受けた桐の和ダンスの深い引き出しに、ハギレ布を収納していますが、だんだん増えていくのを見ると、意気消沈。
なんでこんなにため込んじゃったのかなあ、とため息が出ます。
どこかでルールを作らないと、この先無尽蔵にたまっていくだけなので、手のひらより小さいサイズは思い切って廃棄と決めています。小さい布を大切にするパッチワーク好きの方がそんなルールを知ったら、さぞ驚かれるでしょうね。
すべてのハギレを出して作業したら、意欲も体力も奪われてしまうので、小出しにしては少しずつ処理しています。
それにしても、コートとして日の目を見るのはいったいいつでしょう。
パリオリンピックの年の冬には間に合いそうにもないので、その次のロサンゼルスオリンピックまでには完成しているといいなあ。