還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

400円でTシャツ2枚。

ただいま制作中

 布帛(ふはく)生地(つまりニット地じゃない、伸縮性のない布)の作品は先日完成させたので、今回はニット生地で6月に購入したカバーステッチミシンの練習です。

 

 練習台のニット生地はグレーでネップ(つまり、ツブツブ)があります。イオンの手芸店で400円でした。裏面がややザラザラで(だから400円?)痛いかも?今回は肌触りを考慮して、ザラザラ裏面を表側にして作ります。こういうのがハンドメイドの特権かな?

 ラグラン袖タイプを裁断したら、あと1着とれそうだったので、袖一体型も作ろうと、手持ちの黒いTシャツに合わせて裁断。ところが微妙に生地幅が足りないことが判明。予定外のことをすると、必ずこういう場面に出くわします。「二兎追うものは・・・」にならないように気をつけましょう。

 

 解決策として、幅を出すために手持ちの多色ストライプニット生地を追加。襟や袖口にもつければ統一感が出るはず。多色ストライプ生地は人間用ではなくて、我が家のらぼちゃ用にと購入しておいたもの。ちょっと派手だけどまあ使ってみます。こちらは肌触りもOK。

 

 練習の一番の目的はバインダー。襟ぐりや袖ぐりを別の布でくるみながら縫う方法です。針2本、糸は3本で縫います。早速別布をストライプ生地で試したところ、15㎝くらい縫うと突然針目がガタガタになってしまい失敗。何度かやり直しましたがやはりダメでした。原因はストライプ布が厚すぎるからだと思われます。それに加えて、生地を向こうへ送り出すことにも失敗。同じ個所を何度も縫ってしまい、団子状になった糸くずがミシン内に取り込まれてしまうという最悪の状態に・・・。友人の話が頭をよぎります。ミシンが壊れて修理屋さんに診てもらったら、ミシン内部から長年挟まっていた糸くずが出てきたそうで、全く知らずに使い続けた故の事故だったと。

 

 6月に買ったばかりのミシンを壊してなるものか!

 

 ミシン内部をのぞき込むと団子になった糸の端が遠くに見えます。ピンセットでつまんで糸を引っ張ってみますが、なんと糸が裂けてちぎれます。つまんではちぎれ、の繰り返し。このまま引っ張り続けたら、つまむところがなくなっちゃう。ヤバい!

 

 外せるものはすべて外し、はずみ車をゆっくり回転させながら、糸をつまめるベストポジションを探ること数分。冷房部屋なのに顔は汗だく。眼鏡もレンズを二重にして視力アップ!

 すると団子だと思っていた糸くずが環状に見えたので、先が曲がっている裁縫用具を出してきて引っかけてみます。数回チャレンジの末、手ごたえあり!そーっと引っ張っると、見事に輪がはずれ、糸くずが1本抜け落ちました。

 

 お~、やった~!(長い便秘から解消されたような気分に近い。)

 

 しかし、これで完了とは言えなかった。まだうっすら糸くずが見えるような気がしてなりません。こういうのって経験からくる勘のようなもの。息を吹きかけて飛ばそうとしても出てこないので、再度つまみ作戦に切り替えてみたら、やっぱり出てきました!長さ5㎝くらいのちぎれ糸が・・・。

  

 今度こそ、コンプリート! や、やりました~!!(ガッツポーズ)

 

 というわけで、4時間かかって2着分の裁断と衿付けしか終わっていません。ほかの縫い方で作業を続行しようと思います。

 

 ああ、今日も文章が長くなってしまった。1500文字越えてる!