Kanade(カバーステッチミシンの商品名)と格闘もしましたが、無事にTシャツが完成しました。練習作品にしては、まあまあの出来かな。(自画自賛。こうやって自己肯定感を高めるのも必要だと思うんです・・・)
カバーステッチミシンとの出会いは50歳。当時使っていたのは「ふらっとろっく」というミシン。ショッピングモール内にあったニットソーイング教室に通っていたときですが、実は苦い思い出しかありません。ニット生地の作品ではたびたび登場するミシンなので、教室で何度も使用しましたが失敗ばかり。あまりにも嫌気がさして、カバーステッチミシンを使わずにほかの方法で縫いたいと先生に懇願したこともありましたっけ。ただ、そのときの屈辱感がKanadeを購入する原動力となったことは確か。出来ないままなんて絶対に悔しいもの。
Kanadeは当時の教室にはなかったのですが、縫い目も使いやすさも改良されたミシンであるという情報を得ていたので、昨年あたりからずっと気になっていました。
「Kanade、欲しいなあ・・・」
とはいえ、使いこなす自信はありません。そこでまずは有料の講習会に参加しました。お金を払ってでも、カバーステッチミシンをマスターしたかったからです。インストラクターに教わりながら数時間の講習でしたが、過去の苦い経験が役に立っているのか?、自分でも驚くほど講習内容がスルスルと頭に入って、手も動きます。
ここ10年間は毎月何かしら縫っていたり、文化服装学院通信教育の洋裁コースを(2回も期限を延長して!)修了したりと、失敗や努力を重ねてきましたが、自分でも気づかない内に技術が向上していたんですかね。
「今の私ならKanadeを使えるかも?!」
講習会終了後、やや興奮した気持ちでミシン屋さんに寄り、即購入してまいりました。
昨日はKanadeトラブルもありましたが、自分で修理もできました!
あ~また自己肯定感高めちゃった。さて、気を良くしたところで、もう一着縫いましょうかね。