還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

還暦初めて物語 競走馬の名前みたい

ぶどう

初めてのお味

 最近は桃に舌鼓を売っていましたが、兄夫婦(正確には義姉)が送ってくれた今年のブドウは、初めていただく品種ばかり。この夏、また初対面の果物に出会えました。感謝、感謝です。しかも、ブドウ狩で選んでくれたなんて。わざわざ農園まで行ってくれたのか、と思うとこれまた嬉しい気持ちになります。

 

 そもそも私にとってのブドウといえばデラウェア!高校まで育った茨城で庶民が食べる昭和のブドウといえばこれしかなかった。ちょっと贅沢な時は巨峰。緑色のブドウなんて、おとぎ話か外国のものだとずっと思っていました。

 実は最近、懐かしくなってデラウェアを食べました。チマチマと一粒一粒をつまんでは皮から押し出して食べるという一連の動作。小さいながらも甘さが強烈。懐かしさも手伝って、かっぱえびせんのごとく、やめられない、止まらない…という状況になりました。これはこれで美味しい!

 

 ずっと皮から出して食べるブドウで育ってきたので、私は口の中でブドウの皮を感じることが苦手。大学時代に岡山出身の友だちが、パクパクと皮ごと食べているのを見て衝撃を受け、思わず「ねえ、鳥肌が立たない?」と言ったこともあります。

 義姉が送ってくれるここ数年のブドウは全て皮ごと食べる品種ですが、なぜか鳥肌事件もなく美味しくいただいております。年齢的に鈍感になったのでしょうかね。

 

 クィー
 スーパーシャイン
 ゴールドフィンガー
 紅バラード

 今回のブドウのネーミングセンスもすごい。競走馬の名前のような趣もありますが、生産者の気概が感じられます。

 

 まずはゴールドフィンガーと、紅バラードからいただきました。

 ゴールド…は優しい甘さ、紅バラードは甘味と酸味がミックスされています。今どきのブドウは形がとんがっているんだなあ、などと思いながら美味しくいただきました。(食レポ無理…)


 私が実家のあれこれを全てやっているので、そのお詫び?手数料?というブドウではありますが、遠いところに住む身内からの美味しい贈り物は素直に大歓迎。お返しに、墓参りの様子やら、実家の草がきれいに刈り込まれている様子やらを撮影して兄夫婦に送りました。来週は母の顔を見に施設に行こうかと思っているので、その様子も送信しましょう。