猛暑日でもなかったので、ヨガ教室の帰りに、公園内を一周歩いてみました。
歩き出して5分。またいつもの厄介な症状が!太もものかゆみです。
私は散歩やウォーキングをすると、必ず太ももがかゆくなります。異変に気づいたのは中学生の頃。我慢して歩き続けていると、足をかきむしりたい衝動をおさえることに神経が向き、イライラ感がマックス状態になります。景色を楽しむどころではありません。
今日はそれほど周囲に人が歩いていなかったので、服の上から足をかきました。ただ、かゆみというのはホントに困ったヤツで、刺激が加わるとなおさらかゆみが増すんです。
かいている間は気持ちがよくても、手を離した瞬間にもっとかゆい波がザバ~ンと寄せてくるっていう感じ。本当に厄介!
昔は、着ている服の素材がだめなのか、温かい部屋から急に寒い外に出てきたのがいけなかったのか、など原因をいちいち探しましたが突き止められず。
最近のネット情報によれば、太ももに筋肉がないからだとか、歩くことで血行が良くなって老廃物が流れるからだとか、毛細血管が開くからだとか、書かれています。
確かに運動不足で筋力も低下の一方。あてはまることばかりです。
幼少期は身体を動かすことはそれほど苦ではなかったのに、小学2年生のときに体育の評価が5段階中2とつけられたあたりから、だんだん体育やスポーツを敬遠するようになりました。
ちなみに2になった理由は、私が高所恐怖症なので登り棒をてっぺんまで登ろうとせずにいたこと、うんていの一番上を手放しで歩くことができなかったからと思われます。うんていってサルみたいに自分の腕でぶらさがって進むための遊具だと思っていたんですけどね。体育の時間が終了して給食の時間になっても、先生と1対1・・・。だから2なんですかね~。
ジャングルジムは一番上で手を放して立てたし、ブランコも思いきり高くこいで、ジャンプして飛び降りることもできたんですけど・・・。だから、ますます手芸や裁縫に関心が向いていったのかも。おかげでますます筋肉は育たず・・・。
このままではまずいと、昨年医者に行き、歩くとかゆくなる症状を相談して、漢方薬を処方されました。ものすごく苦い薬で、飲むのも苦行でしたが、市が主催する歩く会に出てその効き目を試してみたくて、当日の3日前から服用。なんと、いつもの40%程度のかゆみで完歩することができました(個人感想)。しかしながら毎日飲み続けるのはちょっと・・・。
骨粗しょう症の薬をもらいに行くたびに整形外科医から日々歩くようにと言われ、歩くのが大好きな夫からも運動不足になるから歩けとよく言われますが、どうにもこうにもこのかゆみは耐えがたく・・・。
その点、自転車をこぐのはかゆくならないので、もう少し涼しくなったらまた自転車に乗ろうと思っています。ただ自転車に乗るのと、歩くのとでは鍛える箇所が違うそうで、骨の強化のためにも整形外科医はやっぱり歩行を薦めてきます。
同じ歩行でも、ウインドウショッピングや美術館内を巡るときは全くかゆくならないのです。先月も都内を数キロ、2万歩くらい歩きましたが、全くかゆくなりませんでした。
いったい何が違うんでしょうかね。ホント不思議です。