還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

真夏の処暑に八つ当たり

夕暮れ

処暑の夕暮れ

 右足指の付け根を骨折、という家庭内事故から早一ケ月。テーピング用のテープもなくなってしまい、確か全治一ケ月と言われていたのでそろそろ完治か?と思い、整形外科に行きました。

 

 実は2週間前にも診てもらっていて、レントゲンを撮影しているのですが、骨のすき間が全く埋まっていないことにショックを受けて帰宅。

「骨というものは一度体内に吸収されてから再生されるから、写っていないのかも。」

と、いつもとは違うドクターに優しく励まされ、その時は「まだまだか・・・」と思ったのでした。

 

 そして今回はちょうど一ケ月が経過!

「さすがに骨もくっついてきているよなあ、テーピングしなくてもいいかなあ。」と期待をこめて、受診。

 甲子園の決勝戦をしっかり視聴して、ダッシュ慶応の余韻が冷めやらぬまま、自転車をこいで行きました。そう、自転車はもうこげるのです!

 

 今回は院長先生でした。

「テープも終わってしまったので、もうテーピングはしなくてもいいですか?」と私。「レントゲンを見てからだね。」と言われ・・・最初の問診終了。

そして待望のレントゲン撮影。こんなにワクワクしてレントゲンの画像を待っていたことが過去にあったかなあ?

 院長先生はいくつもの診察室を行ったり来たりしているので、撮影が終わって私が通された診察室には私だけ。目の前に大きなレントゲン画像が。日付と時間から本日の私の画像であると確信。しげしげと見ちゃう!ただ素人目に見ても、前回同様、骨のすき間は開いたままのようだが…。

 

やおら、院長入室。

「う~ん、まだだね。だいたい全治二か月だよ。」

あれ?先月は全治一ケ月って言ってなかったかなあ?私が勝手にそう思っていたのかなあ・・・。

 

 あちこち患部付近を押され、確かにまだ痛みがありました。困っているのは、正座から立ち上がる途中で、一度足指を折り曲げてひざまづく「跪座(きざ)」という動作に不安があること。来月から茶道のお稽古再開なのに・・・

 

 「2歳なら、2日で治るけど(このあとに少し間があって)60(歳)だよな。」と院長。

何と明確な計算方法(泣)。しかも「60」のところ、語気が強め!

 同世代(とお見受けする)院長にとどめを刺され、「またテーピングで固定ね。」と言われ、自転車をこいでの帰宅となりました…

 「処暑なのに、全然暑さはおさまらないじゃないの!」と、蒸し暑い風に八つ当たりしつつ、この暑さがおさまるころには私の足指も完治するのかな。