還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

苦渋の決断でした

JRチケット

幻のチケットは要返却

 明後日から某ツアーに参加予定、でした。過去形…涙

 

 5月に待望のハンドメイド旅行の企画が発表され、すぐに予約。退職したら是非行ってみたいと、ここ何年か、ずーっと気になっていた企画旅行です。コロナで一時中段されていたようですが、久しぶりに復活したのだとか。絶対行きたい!

 先月の旅行説明会も感染してはいけないと、大事をとってリモートで参加。初めての方にお会いするので先週髪も染めてそろそろ準備を、と思っていたら、昨日から突然旦那が発熱。

 

 なんて日だ!と本当に口から出ました。

 

 昨夜の自宅での簡易検査ではコロナは陰性。ただ熱は高く、筋肉痛もある。

 明けて、あいにく今日は日曜日。日曜日でも診てくれていたかかりつけ医は閉院。

 

 休日当番医の一軒目に電話したら発熱外来は不可とのこと。二軒目は対応してくれましたが、行ってみたら受診まで二時間待ち、帰宅するまで三時間以上かかりました。

 

 くたびれました…

 

 結局旦那はインフルエンザも陰性。医師もインフルエンザの症状とそっくりと言っていたようですが、とりあえず安静。薬も処方されてひと安心です。

 

 さて、これで私は旅行に行けるのか?

 陰性and発熱and咳and筋肉痛の大人を置いて…

 キャンセル料は今日で70%、明日は80%、明後日は出発日。

 

 遅れて参加しようか?とも考えましたが、ますますお金がかかります…

   ホント悩ましい。

 

 悩み抜いて、結局今日の午後にキャンセルの電話を旅行会社にしたら、休業日だそうで、音声メッセージが流れるだけでした。ちょっと拍子抜け。キャンセル料大丈夫なのかな。メールで連絡を入れておいたらちゃんと返事が来ました。

 料金の30%分は私の口座に振り込んでくれるそうですが、JRチケットは返却するようにと。

 

 あーあ…これで本当に行けなくなっちゃった!

 

 小学五年生の時に、運動会で放送係に抜擢され、当日の業務を楽しみにしていたのに、運動会二日前から高熱。母親が気を遣って運動会のおやつを枕元には買っておいてくれましたが、行けるはずもなく。

 その時以来の、つまり五十年前と同じ気持ちになりました。

 

 薬が効いてきたのか、今夜になって夫の熱は次第に下降。

 とはいえ、まだまだ平熱ではないですが。

 

 だったらキャンセルしなくても良かったんじゃない?

 出発まで中一日あったよ。

 そういう、もう一人の自分もいます。

 

 ま、仕方がない。

 病人置いて行って、楽しめるはずもないし。

 旦那に大きな貸しが出来たと思うようにして前を向こう。

 

 予習も欠かさなかった旅行会社から届いた旅のしおり。シュレッダーにかける勇気もありません。留守宅用と2冊もあるから余計に。

 

 4日後には泊まりがけの出張がある旦那。どうするんだろう。行くのかな?

 私の旅行先よりも遠い地への出張に旦那が行ったら、私きっと不機嫌になるかも。

 

 ちっちぇーヤツだな、私。