大「なんかよ、さいぎん(最近)、すんげ~秋って感じすっぺよな。」
小「そうっすね~。」
大「今週は1回しか出番がなかったんだけっどもよ、オレ。」
小「自分、2階担当なんすけど、2週間以上使われてないっすよ。」
大「いや、どうも!でもあれだっぺよ。2階って、いっづも暑かったっぺよなあ。」
小「そうなんすよ!毎日毎日一晩中グルグルしてたんすけど、それがこのところなんもなくて・・・。」
大「あれっ、それってよ、夜通し上下左右首降ってたパターンのやつ?」
小「そうっす、そうっす。今年入れ替わった新顔のエアコンが上向きしかやらないんで、自分がかきまわしていたっていう感じっす。」
大「ちっせーのに、よ~ぐやったんじゃねーの?まあオレもさ、在宅勤務っていうの?昼間ずっとグルグルやってたけどよぉ。」
小「そうなんすか。自分はどっちかっていうと夜勤が多かったっすね。」
大「んだか~。(小声で)実はよ、オレも新顔のエアコンとだま~って働いたけっどもよ。」
小「1階も新しいヤツだったんすか?!」
大「し~っ。声でっけーよ。さっきからこっち見でっからよ。あんま、でっかい声でしゃべんなって。」
小「(頭下げる)」
大「(背中を向けながら)だってよ~前のは結構長かったから調子悪ぐってよ、替えられちったんだ。仕方ねえけっどもな。」
小「気の毒っすね。そういえばさっき、ちっさい温風器が風呂場のよご(横)の脱衣室に入っでいくの、見たっすよ。」
大「ほんどか?ってことはオレたちそろそろしまいか・・・」