義母の施設へ行く途中、山形駅に寄りました。
大きなクリスマスツリーが吊るされている場所がすぐ近くにあり、とってもきれい。山形新聞の記事によれば、高さ7メートルだそう。下から見上げても、迫力がありました。
歩いていると駅の東西連絡通路に、児童生徒の書道作品が展示されていました。いつもならチラッと見て行くところですが、今回はその文字にびっくり。
「指名手配」
「タンス預金」
「闇バイト」…
これまでの書道展では見たことがないような文字が!
しかも入賞作品ばかりなので、どれも達筆。
何だろう、この違和感。
説明ポスターも貼ってあり、そもそものコンクール名は、第一回「警察書道」コンクールだそうです。
低学年は、「ひまわり」、「でんわ」。
「故郷を守る」という作品もあり、そういうのはごく普通に鑑賞できました。
でも、達筆な「指名手配」が何枚も貼り出されているのには、少々混乱しました。
山形県警のこの書道展のサイトを読むと、白バイや警察官の制服姿の方々が正座して筆を持って書いている写真がトップにあり、これもまた私には不思議な光景です。
ただ、開催意義を読むと理解できないわけでもなく、「とめ」「はね」「はらい」に被害や犯罪を止めたり払いのけたりする意味もかけ合わせているそうです。
なるほどね〜。
児童生徒たちは書道展の意義を教えてもらって、犯罪が起こらないようにと願いをこめて書いてくれたのかも…。作品から勢いが伝わって来ます。
ネガティブなカタカナ言葉の書、なかなかの迫力でした!