2,3日前のこと、冷蔵庫のチルドルームに、なにやら密封された肉の塊が入っていました。
夫に聞くと、「自家製ベーコンを作るつもり。」
なに? じ・か・せ・い・ベーコンだと~?
「どうやって、いぶすの?」と私
「え、そこの電気オーブンだけど。」夫はさも当たり前のように返答。
年末、まじめに大掃除をした私。燻煙で台所の壁が染まっていく景色は耐えられません。
「え~っ、煙でそこらへん汚れるじゃん。いぶす時はオーブンを庭へ持って行ってやってよね!!」と、強い口調で言い放つ私。
「YouTubeの人は台所でやっているみたいだったけどなあ。」とパソコンの画面を見てぼそぼそと言っている夫。
ビミョーな空気が流れちゃった。ちょっと言い方がきつかったかな?
私も自家製ベーコンの作り方を確認したくなって、1人でYouTubeを視聴。下味をつけて水分を抜いた豚肉を、紅茶の葉でいぶす方法が多い。私が視聴した方は全員台所でやっていますが、壁が汚れる話は一向にありません。いぶした後の鍋も確認できましたが、まあまあ汚れています。この油煙がキッチン内に飛散するかと思うと・・・、やっぱり外でやって欲しい。
燻製当日、夫は私に言われたとおり、電気オーブンを庭に持ち出して作業。夫が離れたすきに、私も様子を見に行きましたが、外だからなのか、低温でじっくりと焼いているせいなのか、煙はほとんど見えず、香りもせず、ちょっと拍子抜け。本当にこれでやり方あっているのかな?
それでも無事完成したようで、台所に焼き上がった肉の塊がラップに包まれて置かれていました。じわじわと冷ましているようです。
焦げ目も程よく見た目は美味しそう!これは期待できそうですね~。台所にも被害がないから、私も上機嫌です。
その日のランチは、胚芽パンに自家製ベーコンとミニトマトとキュウリを挟んだラップサンド。ベーコンはカットしてフライパンで焼いてから、挟んであります。夫が腕を奮いました。
燻製の香りはあまりしませんでしたが、既製品のベーコンとは全く異なる味わいで、とても美味しい。おかわりしたい、と言ったら、そそくさと次のサンドイッチを作ってくれました。今回の出来栄えは本人も大満足のようです。
それにしても、年末年始のごちそう続きで「成長」が止まらない私。運動もしないので、正月太りの典型です。
そういえば、友人のお嬢さんが正月休暇でキリマンジャロ登頂に成功して、昨日帰国したらしいなあ。
ベーコンサンドをおかわりする私って、キリマンジャロ登頂にも耐えうるボディになっちゃってるかも?