還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

長男からのリクエスト。張り切って縫いました。

額縁仕立て

今回は額縁仕立て。

  暮れに長男からキーボードのカバーを縫って欲しいと頼まれていました。長男夫婦は11月に少し大きな部屋に引っ越しをして、部屋に余裕ができたようです。キーボードを購入したとは。楽器を楽しむ生活なんて、いいことだと思います。

 彼は5歳から近所のヤマハ音楽教室へ通い(通わされ、が正しいかも)、高校生の途中までエレクトーンを続けていました。コードを覚える頃には自分で楽譜を購入して、好きな曲を弾き、時には弟にも弾き方を教えたりして…。兄弟の微笑ましい光景をガラケーで何度撮影したことか。次男も通うようになったので、ヤマハ音楽教室のCDをしょっちゅう聴いて一緒に口ずさんだことも懐かしい思い出です。

 

 今回の作品のこだわりは、角を額縁(がくぶち)仕立てにしたこと。売っているマルチカバーの四角はただ折りたたんで縫っているものが多いのですが、ちょっと高級感を出そうと、この縫い方にしました。母から息子への手作りなので、つい色々と趣向をこらしたくなりますが、若夫婦に嫌がられても困るので、飾りは控えめに、茶色のウール糸でステッチをぐるりと入れ、ステッチ糸は端で結んで房飾りのようにしました。

 

 心配なのはサイズが合っているかということです。息子が割と細かくキーボードの寸法を書いて送ってきたので(こういうところは工学系出身って感じ)、最初はもっと立体的に縫おうかと思っていましたが、さっとかぶせて、さっと取って、の方が弾くときに使い勝手がよかろうと、結局マルチカバーのように長方形の1枚生地にしました。

 譜面台は飛び出ているし、上からこれを掛けた時のおさまり具合が心配・・・。まあ、向こうに届いたらそのうち画像が送られてくるでしょう。

 お嫁ちゃんにも気に入ってもらえるといいけど・・・。