還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

隣宅に空き巣が入りました

水仙

かえって申し訳なく思います

 隣宅の窓ガラスが割れて、カーテンが風に揺らいでいると、近所の人から隣宅のご夫婦に連絡があったそうです。隣宅のご夫婦はご主人のお仕事の関係で隣の県に赴任中。つまり現在、その隣宅は空き家です。連絡を受けたご夫婦は急遽帰省。夜遅くに到着しました。警察もほどなく来て検分となったようです。

 隣宅の奥様と私は仲良しで、LINEもやっているので、彼らが帰省前にその報告を受けておりました。LINEを読んでびっくり。あわてて外に出て隣宅の周囲を見ましたが、ちょうど我が家からは見えない位置の窓が割られているようで、確認できませんでした。下手に敷地内に入ると今後の捜査に支障も出ると思い、隣宅にはそれ以上近寄りませんでした。

 

 私は12月と2月に実家が空き巣被害に遭っているので、警察の検分や今後の保険関係、壊れた箇所の修繕など、やるべきことのノウハウが蓄積されています。(覚えたくもないことばかりですが・・・)

 隣宅の奥様の不安を和らげようと、LINEで自分の経験をあれこれ伝えました。

 

 「警察から最後にその家に入った日時を聞かれるから、思い出しておくといいよ。」

 「指をさしながら現場に立って、警察から写真を撮られるよ」

 「指紋採取もあるかも」

 「警察受理番号が出るから、それを保険屋さんに伝えることになるよ」

 などなど・・・。

 

 検分が終わった夜遅くに奥様からLINEが来て

 「予習しておいたので、心の準備ができて助かったよ」

  

 それは良かった。

 私は最初の検分のとき、捜査の展開が全くわからなくてものすごく疲れたので、ちょっとお節介をやきました。

 

 翌日、近所のパン屋さんで甘いパンをいくつか見繕い、隣宅に届けました。私は実家の検分のあと、ぐったりして直帰する気力も体力も消耗。実家から自宅に戻る途中、甘いものがそれほど得意ではないのに、大きなケーキをカフェで食べてエネルギーチャージをしたので、お隣にもと思い、差し入れをしたのです。

 

 パンを届けたのは昼過ぎでしたが、ご夫婦で室内の片づけ真っ最中。「お手伝いできることがあれば言ってくださいね。」と声をかけてすぐに失礼しました。

 その後、「明日から(ご夫婦とも)出張があるから」と午後3時過ぎに帰られることになり、我が家に奥様が挨拶にみえて、庭の水仙と大きな箱に入ったお煎餅をくださいました。

 

 あらら、かえって気を遣わせてしまいましたか。差し入れも難しいですね・・・。

 

 被害は割れたガラスと穴が開いたカーテン、足跡が3歩だけで、盗られたものはなかったとのことでしたが、住宅密集地なので本当に驚きです。窓には格子がはめこんであったのに、格子のねじを外して入られたそうです。

 

 車の助手席のご主人様からパンのお礼を言われましたが、だいぶお疲れのご様子。運転席には奥様でしたが、道のりは高速道路で5時間くらいでしょうか。気をつけて帰られるようにと手を振り、車が見えなくなるまで見送りました。