今週のお題「小さい春みつけた」
年が明けて春を感じる頃になると鹿児島の伯母からタンカンやポンカンが時折届いていました。北関東では見たこともないような柑橘なので、珍しさと美味しさにいつも大喜び。
小さい頃は温州みかん、夏みかん、あとはせいぜいグレープフルーツぐらいしか目にすることがなかった私。オレンジを生まれて初めて食べた時の感激は忘れられません。
それまでは英語の授業でオレンジという単語を学んだ時に、みかんとオレンジを同属として扱っていた私。香りも味も、もちろん見た目も、みかんとオレンジは全く別物なんだという衝撃は今でも鮮明に覚えています。
伯母からのポンカンは温州みかんよりも大きいのに、手で皮が剥けるのでお気に入りでした。今でこそ色々な柑橘が流通していますが、それでも知らない名前を時々見聞きします。いったい何種類の柑橘が日本にあるのでしょう。
最近、大分の義姉からデコポンが届きました。最初に見た時はその形状に驚きましたが、自分の手で剥いて食べられるのでこちらも大好きです。
今回のデコポンは薄皮部分が本当に薄くて、さのうも歯ごたえがあってプリプリしていて、近所のスーパーで買うのとは全く違いました。しかもこんな大きなデコポン、近所で買ったらお高いので、自分から購入することは皆無。余計にありがた味を感じます。
デコポンは早速小袋に分けて、友人たちにお裾分けの準備。
九州からの果物はいつも美味しいのでありがたいことです。
そもそも実家のことはほとんど私がワンオペで対応しているので、遠隔地にいる身内に少々腹ただしくなることもありますが、こうやって(罪滅ぼしの?)贈り物が届くと、そんな気持ちは忘れて、ひたすら大喜び。
私って単純だ!