還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

茶道の先生宅で焼き肉の茶事

焼肉パーティー

自家製たくあんもおいしかったです。

 茶道のお稽古先で茶事の予定でしたが、食事が何と焼き肉でした。先生が常陸牛を用意してくださいましたが、先生宅の冷蔵庫内一掃の目的も垣間見られたような・・・?

 先生の一番の目的は、家事ヤロウというテレビ番組で紹介された土井善晴さんのおにぎりを再現したかったようでした。炊き立てのご飯を茶碗一杯ずつとり、濡れ布巾にとって軽く丸め、木のまな板の上でさっと冷まし、手に粗塩をつけて、軽く握るというもの。

 

 鍋でご飯を炊いて、早速開始。先生がお手本を示してくださいましたが、ベテランの生徒さんは何回も握ってしまう。「軽くでいいのよ。」と先生。つい何度も握りたくなっちゃいますよね~。

 

 私以外は皆さんお着物に割烹着姿。それなりに肉の匂いがついてしまうのではと、私は洋服にしたのですが、他の皆さんはそれでも着物がいいと来られたのです。

 着物愛、すごい。

 

 おにぎりと常陸牛の焼き肉の組み合わせは最高においしかった!自家製たくあんも。 

 その後、主菓子をいただき、茶室に移ってお濃茶、干菓子、薄茶をいただきました。

 いつもより1時間早く始まったのに、年末のせいかみなさんのおしゃべりが止まらず。後片付けをして先生のお宅を出るのはいつもより2時間も遅い時間でした。

 

 帰りに、先生から水仙と柳の枝をいただいてきました。早速自宅の玄関に飾りましたが、柳を初めて活けたので、どうすればよいのか全くわからず。とりあえず途中を丸くしたものを2束作って水仙と共に活けたら、柳が無限の形(数字の8を横にしたみたいな)に見えて、まあこれはこれでありかな、ということで勝手に納得。

 

 次回は初釜(はつがま)。今度はちょっと格が高い着物と帯で行こうと思います。