還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

実母とのバトルを思い出しました。

リモコン

実家のリモコンたち

 今日は空き家になっている実家パトロールの日。前回落ちていたネズミの糞は今回は見当たらず、室内はきれいなまま。実家には空っぽの家具しか置いていないので、そもそものエサもありません。それなのに前回ネズミが食べていたのは、不織布でできたショッピングバッグ。驚いて前回始末したので、いよいよ食べるものが無くなったとみえます。

 ガスと水道は止めています。SECOMに入っているので電気のみ。照明を点けて室内をざっと掃除。全部屋を点検。消灯する時、壁のリモコン類に目が留まりました。

母の独居生活がいよいよ怪しくなって来た頃、リモコンの分類のために私がテプラを買って貼ったものです。懐かしいなあ。叱咤激励しながら、というと聞こえが良いですが実際には壮絶な母娘バトルをしながら、母親に細かく説明した事を思い出しました。当時彼女は85歳。しかしながらすでに手遅れだったようです。何度言ってもインターホンが鳴れば直接玄関を開けるし、エアコンも床暖房もスイッチを押さなくてもいいようにと私がタイマーをかけておいても、寝る前に全てのスイッチを押して消していました。

 ある日、母の通院日に夕方実家に行ったら、玄関先で、押し買いの男が母の貴金属を手に2人楽しそうに喋っていた現場に出くわしたこともありました。私が2人に激昂したのはいうまでもありません!

 母との色々なやりとりを思い出させるリモコン。テレビのリモコンだけは母と一緒に施設に引越ししました。近日中にまた顔を出さないと…。