また犬服の話題です。
預かった毛糸の服、お気に入りだそうですが、お腹の寸法が合わないらしく、いつもトイレの時に服の端が汚れて困るのだそうです。ということで、外側のゴム編みの部分を外し、くりを広げてサイズ直しをしてあげました。
そのまま返却してもよかったのですが、お気に入りということもあり、さすがに毛玉があまりにも多い。しかもよく見ると枯草なんかもくっついています。
ちょっときれいにしてあげようかな。
毛玉をカミソリでとるというのも聞きますが、うまくやらないと表面の糸まで切ってしまうので、今回はとってもよく切れる小さなハサミで毛玉をひとつずつ取ることにしました。
毛玉になっている部分はもちろん、摩擦でフェルト化してもうすぐ毛玉になりそうな毛玉の赤ちゃんまで丁寧に切り取り、時には奥に入り込んでいる枯草はピンセットで取り除きました。その後はコロコロで表面をきれいにする。切ってはコロコロ、取ってはコロコロの繰り返し。
結構な時間はかかりましたが、毛玉を取る前と後で画像を比べてみると、その差は歴然。なんだか表面まで輝いているように見えます。これぞ再生!やったね。自画自賛。
オーナーに画像を見せたらたいそう恐縮していました。犬の世話もワンオペで、この服も乾燥機でまわしちゃうのだそうです。まあ、そうなっちゃうよね。冬場は乾かないもんね。