小学3年生に算数を教えるボランティアに4月から参加しています。
その算数教室の100枚近いプリント問題が手元にあるのですが、まだすべての解答が終わっていません。気が向いたときに何枚かまとめて解答するあたりは、学生のときと全く変わらない。「毎日少しずつ」という理想には程遠い状況です・・・
さて、今日取り組んだ数枚の中に、重さの分野がありましたが、以下の空欄補充問題には、やや躊躇してしまいました。
ーーー以下、プリントより抜粋ーーー
重さは( )を使ってはかります。
はかる時には( )におき、はりが( )をさしているか、たしかめます。
めもりは( )から正しく読みます。
ーーーここまでーーー
重さは( )を使ってはかります。
「計量器具」?とも思いましたが、小3が漢字四文字で答えるわけがない。「天秤」?これは理科の分野かな。まさかの「スケール」?といろいろ考えたあげく、出した答えは「はかり」。教科書によればこれで正解!考えすぎるのはよくないらしいです。
はかる時には( )におき、
普通、計量したい物は「真ん中」に置くんじゃないのかな。「皿の上」に置く?よし、ここは「真ん中」をおしゃれに言いかえて「中央」でいこう。
ところが正答は何と「平らなところ」。はかりをどこに置くのかを聞いていたのか!計量したい物の置き場所じゃないのね~。何を聞かれているのかさえわかっていないことに、ある意味衝撃。
はりが( )をさしているか、たしかめます。
これは「0」でしょう。さすがに・・・。もちろん正解。
めもりは( )から正しく読みます。
「前」から読みますね、普通は。それとも「上」から読む?起点の「0」から読むというのは、またまた考えすぎか。ということで、ちょっと丁寧な解答を目指して「正面」としたら、正答でした。よかった。
何となく、答え方のコツがわかったかも。
最近はデジタルスケールも多いから、針がどうのこうの、という感覚も正直ないかな。でもやっぱり基本は大切ですからね。
ほかに、重さの単位を答えさせる問題として
自分の体重 40( )
というものがありましたが、40という数字に一瞬とまどいました。
そっか。小学校3年生は40㎏くらいなんだね。でも40㎏じゃない子は違和感を感じるのでは?ここは、小学校3年生の平均体重、の方が誰も傷つけない?あ~また考えすぎてしまう、悪い癖。
などなどあれこれ思いながらも、朝から算数問題を解くのは、何ともまあよい気分。
調子に乗って、高校までの数学を少しずつ全部解き直そうかな?などと、実家に置き去りの息子の教科書を見るが・・・。まあ、今は小学校3年生の算数に集中しようと決意。
目の前の児童が頑張って解いている姿って、ホントかわいい。赤丸つけてあげると、はにかんだりして。うれしそうにごほうびシールを選んでいる横顔を見ながら、「日本の将来、よろしくね!」と、心の中で願ってしまいます・・・。