還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

還暦はじめて物語 ヨルダンのお菓子

ヨルダンのお菓子

ヨルダンのお菓子たち

 今年になって仲良くなった10歳も年下のお友達が、お子さんを連れてヨルダン観光をしたというので、カフェでおしゃべりをしてきました。

 

 7月に会ったとき「来月、ヨルダンに行こうと思って。」と言われ、

 

 ヨルダン?どこだっけ?・・・

 

 今回、現地で購入したというガイド本と大量の画像を見せてくれて、私も自分でグーグルマップを開きながらおしゃべりしたので、何だか自分も「にわか旅行者」の気分。

 

 それにしても不思議な国の形・・・。自然な地形を生かした島国では考えられないような形状です。

 原油の輸出で羽振りが良い国なのかと思いきや、リンがたくさん採れる国なんだそうです。しかも若い女性がお腹を出すような服装で歩いているし。あれ?中東にある国のイメージとちょっと違うなあ。気温は日本とそれほど変わらないけど、湿度が20%くらいだから、日陰はとても涼しかったとのことでした。

 

 有名なあの死海は本当に浮くらしく、立っていても身体が持ち上がったそう。「塩の味なの?」と聞くと「苦かった・・・。」

 見せてくれたガイド本がところどころはずれたり破けているのは、死海で横になって浮きながら読書するという写真を撮影するために使ったのが原因。友人もお子さんたちもサングラスをかけて、優雅に浮いて本を読んでいるポーズを見事にしていました。浮き方にもコツがあるらしく、なかなか上手に浮けない人もいるそうです。水泳が上手なご家族だからこういうポーズもうまいんだね、きっと。泥を身体に塗ってパックしたり楽しそうでした。「傷口があったら、痛くて入れないと思う。」という話にはものすご~く納得です。

 

 ペトラ遺跡の画像は中国の「雲崗石窟」みたい。歴史的には残酷な内容の催しもあったかもしれないけど、ローマ劇場もすごい。人間の技術力って本当にすさまじいなあ。

 「インディージョーンズのロケ地です。」と言われ、あ、確かに、こんな風景あったかも。「リングフィット アドベンチャーをやっていると似たような景色が出て来るんだけど。」と言ったら、「やってるんですか?」と反対に驚かれました。一応全クリアしております!

 

 お土産屋さんの民芸品の写真には赤い色が多くて華やか。私にはお菓子を買ってきてくれました。柔らかいクッキーでひとつにはナツメヤシが、もうひとつにはピスタチオのジャムが入っていました。現地の人は甘いミントティーと一緒に、かな?私は濃いめの緑茶と一緒にいただきましたが、よく合っていておいしかったです。

 それにしてもピスタチオなんて、昭和の頃には全く聞かなかった単語。昨年あたりあからピスタチオグリーンのファッションが流行しているらしいことは、還暦オバサンでも知っていますけどね。

 

 2時間くらいヨルダン観光報告を聞いて、また自分の見識が拡がったようでとても楽しい時間でした。iPadで次々めくられる写真や動画はまるで電気紙芝居で全く飽きませんでした。詳しい解説付きだし・・・。

 

 海外は修学旅行の引率で行ったのを最後に、もう10年くらい行っていません。長い時間、機内で過ごすのはそれなりの体力とちょっとの勇気が必要ですが、こうやって異文化を教えてもらうと「また行ってみてもいいかなあ・・・」と考えたりもします。

 

 でも私、日本が好きなんですよね。