還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

兜と八重桜と東京駅赤煉瓦

八重桜

東京駅近くの八重桜

 長男がネットで探した初孫のための五月人形。安い買い物ではないので、いきなりネットで購入するには抵抗があります。そこで夫と4本の電車を乗り継ぎ、最終降車駅からまた歩き、2時間かけて実店舗まで行って来ました。

 店主の応対も良く、兜のどこを見て買えば良いかなども教えてくださり、結局事前にチェックした兜飾りを購入。やれやれ。

 店内で驚いたのはパステルカラーや白い兜があること。背景の模様に花手毬のような愛らしい柄もありました。インテリアに合わせた色を購入する人は白や水色、ミントグリーンの兜を選ぶそうです。通年で飾るってことなのかなあ。雰囲気が北欧風かもね。

 

 我が家は昔ながらの黒と赤を基調にしたデザイン。長男はガンダムをイメージして選んだようです。大安の日を選んで、長男夫婦宅に送ってもらうことにしました。

 

 帰りに東京駅付近で夕飯を食べようと、大手町で下車。週末だったので人気がないビジネス街をゆっくり歩きました。自分たちが32年前に結婚式をしたホテルにもちょっと寄って、トイレ休憩。大勢の人が行き交う、相変わらず美しいホテルでした。

 その後、公園で見事な八重桜に遭遇。ライトアップされていたので何枚も写真を撮りました。近くには噴水もあり、何組ものカップルが噴水の前に座っています。春の宵はきっとおしゃべりも弾むでしょうね。

 

 東京駅の駅舎正面がまっすぐに見通せる通りに出たら、あちらこちらで結婚衣装の男女が何組も撮影をしています。プロのカメラマンさんを従えて、ポーズをとっていました。人通りがあるのに、赤煉瓦の東京駅舎をバックに、顔を近づけたりもしています。

 まあ幸せ絶頂のこの2人には、世間なんか全く見えてないでしょうよね〜。

 「こんな撮影までしたんだから、別れちゃダメよ。」

 などと、お節介オバサンは余計な独り言をつぶやきつつ、

 横目で撮影をチラチラ見ながら、夫と東京駅へと向かいました。