還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

90歳から元気をもらって帰って来ました。

小紋と名古屋帯

今日はこれで電車に乗りました。振り向くのは外国人と日本のオジサン…

 はるばる2時間かけて、90歳の叔母に会いに行きました。

 最後に会ったのは5年以上前。コロナもあり、なかなか会えずにおりました。

 叔母は、母のたった1人の妹。母には兄が1人、2人の姉もいましたが、すでに他界してしまったので姉妹2人だけが残っています。

 

 会うまでちょっと緊張していましたが、叔母に私のことはすぐにわかってもらえたので、会えなかった空白期間がなかったかのように話が弾みました。しかしながら介護度4ということもあり、時折、話す内容の時系列がおかしなことになり、天国にいるはずの人の近況が出てきたり、叔母にだけ見える人がいるらしく、さっきまでそこにいたという人の話題もよく出ました。

 実母だとそういうチグハグな会話は腹が立って仕方がないのに、叔母だと全く気になりません。同じ事を繰り返し言われても、毎回笑顔で相づちが打てます。毎日お世話している叔母の息子にすごく感謝されました。彼曰く、毎日顔を会わせていると、イライラしてしまうとのこと。わかります!とっても。

 叔母が私の着物姿を、30分に1回は褒めてくれて、その度に私も嬉しくなりました。頑張って着ていった甲斐があります。今日は着付けも上手くいったので、余計に気分上々です。

 

 ほかのいとこも加わって、皆でランチに行きましたが、叔母はペロリと平らげて、帰宅後午後3時にはコーヒーとお菓子もまた楽しんでいました。私はコーヒーを飲むのがやっと。叔母の食欲に驚き、こんなにも食べられるって幸せなことだなあとつくづく思いました。やっぱり食べなきゃダメですね。

 叔母は肌もツヤツヤで、とても90歳には見えません。母は叔母の3歳上ですが、施設で暮らしているせいか、叔母に比べると少々やつれた感じです。

 

 今回私たちで話し合い、今度、叔母の息子が運転して、叔母を母がいる施設まで連れて行って、姉妹を再会させたいね、ということになりました。母も妹に会いたがっているので、きっと大喜びすることでしょう。

 実現する日が待ち遠しいです。