還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

土禁ならぬ土解禁の家

 

ショートケーキ

あまりにもくたびれて、帰りについ…

 生まれて初めて110番に電話をかけました。

 実家の空き巣のことを伝え、警察官を待つこと15分くらい。途中、警察署から電話があって、途中の事故処理が長引いているそうで、遅れるとのこと。

 

 第一発見者の電器屋のおばさんと、実家の前でずっとおしゃべりしながら立って待っていましたが、まあまあ寒いです。

 グレーのセダンが来て、何となーく空いているところへ駐車。おばさんからダメ出しがあり、別の場所に駐車。こういうことも、私じゃ全くわからない。おばさんがいないと無理…。

 パトカーじゃなくて良かった。この車なら目立たないもんなあ。

 紺色の上下を着た若い男性が2人降りて来ました。

 

 わかっ!

 「ずいぶんと若いね〜。」おばさんとヒソヒソ。

 もうちょっとオジサンが良いよね〜って、私たちって昭和のドラマの見過ぎか?

 

 すると、今度はサイレンのないパトカーが到着。

 あらら、やっぱりそういう車も来ちゃうのね。

 ほら、近くのアパートのオジサンが出て来ちゃったよ。

 そりゃそうだよね。

 遠くから、幼稚園バスの運転手さんもこっちを見てる。

 まあ、あとでオバサンから伝わっていくでしょう。大なり小なりね。

 

 パトカーからは県警の文字を背負ったオジサンと若い人。つまり最初の若い2人が被害届を作る刑事さん、あとの2人が鑑識さんでした。これでオールスター勢揃いです。

 

 まずは草がボウボウ生えている庭を歩きながら、家の外側を一周。

 雨戸が開いていたり、網戸がずれていたりしています。

 「ここ開いていませんでした。」と私。見回りしてくれているおばさんも同調してくれます。エアコン室外機が2台無くなっている場所も。見事にホースが切り取られています。無惨…。

 1番驚いたのは勝手口ドアがこじ開けられていたこと。ガラスを割るではなくて、ドアの金属部分を思い切り曲げて鍵を開けてありました。勝手口は車庫に続いていて、いつもは車庫が全開で勝手口も外から丸見えなのに、2ヶ月前に車庫をいとこに貸しており、いとこが最後に車を出した後に、わざわざ車庫を閉めていたのです。10月に私が見に来た時も閉まっていましたが、別に何とも思わずに私もそのままにしていました。

 つまり車庫が密室状態となり、勝手口は誰からも見られることなく、まんまとこじ開けられてしまいました。

 しかも警備会社のシールが貼ってある窓や玄関は触らず、シールのない勝手口から入るあたり、敵もさるもの。

 

 勝手口を開けると台所には立派な足跡が!あー気持ち悪い!

 内部が荒らされていないかを見るために私も土足で室内へ。もうこの家はずっと土足でいいです。土禁ならぬ土解禁の家!

 

 実家の中は数年前に全て片付けてあるので、貴重品などは何も置いていません。片付けられない家具と掃除用具、仏壇があるだけです。

 

 警備会社のセンサーに泥棒が気づいたのか、あまりにもモノがなかったからか、台所から奥までは行ってないようでした。2階に上がった気配もありません。

 

 それにしても何で警備会社のシステムは作動しなかったんだろう?

 警察の人がウロウロしたら、機械が鳴ったのになあ。

 

 ということで、被害は室外機2台だけ。これで済んで良かったと思うべきか?

 とにかく今日はくたびれちゃいました。明日もまた警察に行かねばならないのです。

 あーあ…。