還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

金色のシルクのカバーを縫いました。

ピアノカバー

シルクのピアノカバーです。

 今日、我が家に電子ピアノが届きました。KORGという会社のものだそうです。

 「だそうです」というのは私のものじゃないから。何と夫が購入したのです。

 今月、58歳になる彼は、自分のバースデープレゼントとして買ったのか?は定かではないですが、楽譜が読めないのに随分と思い切った買い物しちゃったなあ、というのが私の率直な感想。

 注:私は中学生まではピアノとオルガン習っており、昔は両手で弾いていました。教則本ツェルニー30番で挫折!初級から中級くらいってところですかね。

 

 2人で組み立てて、まずは内蔵サウンド曲を聴きながら昼食。そのあと夫が全ての鍵盤を端からひとつずつ押して音を出し始めました。

 まるで、街中ピアノを弾いている子どもみたい…。

 夫曰く「不良品じゃないかどうか、確認しているんだ。」

 ハイ、ハイ。

 

 ピアノカバーを縫って欲しいと言われたので、それこそ夫への誕生日プレゼントとして縫うことに。1月に長男のキーボードのためにカバーを縫ったのですが、息子のより緊張せずに縫えそうです。

 

 「何色がいい?」

 「ゴールド!」

 

 え〜、金色のカバーですか?脳内にマツケンサンバが流れて来ました。オーレッ!

 しかもツルッとした布が良いそうです。ツルッとして金色?お寺か?

 

 買うのもなあ、と思い(息子のは張り切って買いに行きました!)生地が沢山入っている引き出しを開けて探していたら、おー、丁度良いのがある!

 昔、夫が海外出張で買って来てくれたシルク生地。その後、自分のワンピースを縫ったのですが、キラキラしていて似合わなくてしまいこんでいたのです。丁寧に解いて広げたら、何とか使えそう。買わずに済んじゃった。ラッキー。

 でも、夫への誕生日プレゼントに、そもそも夫が購入した布を使うって…。

 まっ、いっか〜。縫ってあげるんだから。

 

 周囲にキラキラ糸でステッチもして、より派手にしてあげたら、

 「おー、いいのできたじゃん!」だそうです。

 褒めていただいて、恐れ入ります。

 

 でもね、縫っているときになーんか違うものに見えて来たんだよね〜。

 テレビに出て来るマジシャンが大きく広げて、誰かを消しちゃう時に使う布か、

 この人は誰でしょう?みたいなときに、首から下をおおう大きなマント。

 それを夫に言ったら、夫も苦笑いでした。