仕事を辞めてやりたかったことの一つに、平日のカフェランチがあります。
家から少し離れた、20年くらい前に行ったことのあるカフェに昨日行ってみました。慌ただしいのは嫌なのでわざと遅い時間にしました。
オーナーさんはそれなりに年齢を重ねていらっしゃいましたが、気さくな人柄は変わらず。女性の1人客も数人いて、ちょっとホッとしました。
窓からの畑の景色に癒されながら、オシャレなプレートランチをゆっくり堪能。
「あー食事してる!私。」
働いていた時は(って、まだ先月のことですけどね)オニギリひとつを自分の机で黙って食べて、すぐに次の仕事してましたっけ。
あれはランチなんかじゃない。「エサの時間」だった。
持参するのをオニギリひとつにしたのも、職場で食べる気持ちがだんだん失せていったからです。それに毎朝のお弁当作りが、ここ1、2年は苦痛になってしまっていました。
フルタイム勤務と主婦業との両立が限界だったということですね。
帰り際、カフェの外に真っ白な花をたくさんつけた木が風にあおられていて、思わず見とれてしまいました。