還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

生協宅配の思い出

ラボット

そろそろ衣替えを!夏仕様でお願いします

 我が家には毎週火曜日に生協の宅配が届きます。事前にカタログから商品を選んでおくと自宅玄関前に保冷箱に入った食材が置かれるのです。

 

 フルタイム勤務歴が30年以上もあった私にはこの生協宅配は必須のシステムで、30歳の頃に勤務校の女性教諭でグループを作って利用したのが最初でした。当時のボスはベテラン養護教諭、つまり保健室の先生で、毎週1回午後3時過ぎに保健室に5人分の食材が配送されるので、その日の放課後に皆で手分けして各自が持ち帰れるように分配するのが決まりでした。若い私は自分の仕事に夢中でしょっちゅう分配タイムを失念してしまい、「つくどん(実際は本名)先生の分、分けて置いたからね。」と家庭科準備室にボスから内線が入ることもしばしば。「あ、忘れてた!」と、あわてて保健室へ取りに行っていました。スーパーに寄らず直帰できるので、とても便利に利用していましたが、一番若い私がいつも最後に取りに行くことの気まずさもあり、結局数ヶ月で脱退してしまいました。

 

 その後、育休中に住んでいる集合住宅内の生協グループに入りました。ママ友が欲しかったというのもあります。そちらにもテキパキと分配するリーダーがいて、さすがにその時は忘れず参加していましたが、仲良しになれそうなママ友には出会えず・・・。

 

 そうこうしているうちに、現在のような個人宅配(有料)システムができたので、迷わずそちらに移行。現在に至ります。

 

 専業主婦の今は買い物に行く時間もありますが、生協商品ならではの魅力もあるので続けています。以前は紙の注文用紙に数字を書いていましたが、現在はネットで注文。専用アプリもあり、ポイントが貯まると値引きもされます。

 

 さすがに20年以上毎週食材を選んでいるとだんだんマンネリになってくるので、ここ数年は夫に注文を一任。私は何が届くかを把握していないので「え~、またじゃがいも?」とか「どんだけ、こんにゃく好きなんだよ!」とか、届いた食材を冷蔵庫に入れながらツッコミを入れる(夫が在宅勤務のときは、心の中でね!)ことも多々あります。夫のセレクトもマンネリ化してきている?ようですが、任せた以上はどんな食材が届こうともすべて受け入れて、日々料理しております・・・(偉いぞ、私)。

 

 その昔、小学生の長男に生協の注文書に数字を書いてもらうのを手伝ってもらったら、翌週冷凍あさりが6袋届いたことがあり、腹が立つやらおかしいやら。

 数字の1を丁寧に書くことの大切さを息子に言い聞かせという思い出もあります。