還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

通信教育には折れない心が必要です

洋裁本

愚痴を聴いてくれて、本まで貸してくれて、感謝しかない

 2週間前に送った文化服装学院パターンコース通信教育の課題が戻ってきました。今回もまた曖昧な部分もありましたが、それでも今の実力!と思って提出。

 結果は・・・

 これまで提出した中で一番低い点数でした!

 せめて前回並みかと思っていたので、まあまあショック・・・・。

 

 添削されている箇所は自分のミス。しかも寸法違いもありました。

「きちんと確認しましょう。」と赤文字。

「そりゃ、そうだよね~。」と反省。

 スカートの膨らみなどはこれまでに見たことがない製図。テキストにも載っていません。「そんなの知らないよ~」と、ぼやき文句がつい・・・。本来であれば「ふ~ん、こうするのか。」と思うべきなんでしょうけどね。

 

 翌日、裁縫仲間に愚痴を聴いてもらいに行きました。彼女は文化服装学院の卒業生。自宅で洋裁教室をしています。今思えば途中で彼女に添削してもらえばよかったのかも・・・。袖山の高さのことでは、彼女の答えは先生と同じだったから。

「なぜそうなるの?」と聞くと「ずーっとそうやってるよ。」と彼女。

 

 そう、これこれ。

 技術がある人に多い、経験にもとづいた回答。

 さすがに通信教育の添削ではどうしてそうするべきなのか、理由も書かれてはいましたけど、課題のイラストを見て製図するのは、本当に至難の業です。

 

 これから文化服装学院の通信教育を始める人には絶対に伝えたい。ある程度「腕に覚えあり」じゃないと課題のレベルが高いから大変ですよって。

 

 その友人に今回一番苦労した袖の製図を試しに描いてもらったけど、正確には描けなかった。彼女でも描けないんだもん。私が学んでいる内容がどれだけ高度なのかはわかってくれたようです。

 

 文化服装学院の洋裁コース(縫製)も修了していますが、あの頃も苦労の連続でした。通信教育は途中のミスがわからないままゴールすることになるので、最後の添削でこれでもか、これでもか、とミスを指摘されるから、ものすご~くショックを受けちゃうんですよね。

 

 これが対面だったら、途中経過を何度も見てもらえるから、最後の最後にこんなに追い込まれることはないもんなあ。

 

 ハートが強くないと通信教育には向かないってことも、これから始めようって思っている人に伝えておきたい。

 

 服装コースならオンラインリモートで質問できるみたいですが、こちらのコースにはなさそう。近くの指導員を訪ねましょう、という案内もありますが、私の自宅近くには不在です。文化服装学院で開かれる補完的なスクーリングは交通費込みで1万円以上はしますしね・・・。

 

 友人に愚痴を聴いてもらって、関連本も貸してもらったので少し気分がよくなりました。

 分不相応な課題を申し込んでしまったというのが最大の原因なんでしょうけど、でもパターンを知って服作りがしたいんですよね~。

 

 次は最終作品。卒業制作並の課題を提出しなければならないようなので、これまた苦労するのは必至。

 

 茨の道をわざわざ選んだ自分を呪いたいような、励ましたいような・・・です。