文化服装学院通信教育パターンコースも、スカート、ブラウス、ジャケットの課題が終わり、今はワンピースに取り組んでいます。
昨年春の退職を機に、鼻息荒く意気込んで始めましたが、2作目のブラウスであっけなく撃沈。折れた心が回復するまで半年サボったので、すでに2年目に入っています。ちなみに2年目は無料延長期間なので懐は痛く無いんですけどね。
2015年から始めた服装コース（洋裁）の時は原型作図、スカート、ブラウス、ワンピース、ジャケット、コート作図、スーツという課題を全部修了するのに丸3年かかったので、追加受講費を納めました。現役中だったから仕方がないとも言えるのですが、こちらの時も途中嫌気がさしてサボった期間があります。
人間、そう簡単には気質は変わりませんなあ…。
現在取り組んでいる課題は自分では絶対に着ることがないようなデザインのワンピース。悪戦苦闘しながらパターンを描いています。裁縫好きですが、縫うのはほとんど自分の服ばかり。どうしても偏ったパターンばかりを扱います。しかも着やすい服だと、そのパターンを使って布を変えて縫ったりするのでますます進歩なし！いつまでたってもホームソーイングの域から脱しないので、そんな自分に喝を入れるべく、受講しています。
今回はこれまでに無く苦労しているので、何度もやり直し。与えられた製図用紙も使いきってしまい、シーチング生地もだいぶ減りました。何とか仕上げるつもりですが、きっとまた真っ赤に添削されてガッカリするような点数で返って来ると思われます…憂鬱。
ただ返却されるたびに新しい気づきと学びがあるので、61歳の自分もまだまだ捨てたもんじゃないよなあ、などと思ったりもします。困るのは視力低下と集中力の衰えですかね。ダブルレンズの眼鏡を持ってしても、線が二重に見えたり、一度休憩してしまうと重い腰が上がりません。
自分で申し込んだ通信教育のくせに、何でこんなに辛くて嫌な事やってるんだろう？と思うこともしょっちゅう。早く最終課題を終わらせて楽になりたい、と思う自分と、最終課題に向けてじっくりと取り組んで悔いなく修了したい、と思う自分が交互に出てきます。
まあ、どっちも本当の自分なんですけどね。
とにかく最後までやるっきゃない。
頑張れ、私！
