還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

ミニシュナへの誕生日プレゼント

ミニシュナ

1歳、おめでと!

 次男が飼っているミニシュナは6月で1歳。だんだん口の周りが色づいてきて、ちょっとおっさんぽい感じになってきました。

 ゴールデンウィークに帰省してきたときは、我が家のフローリングにかわいい爪の音をたてて、走り回っていましたっけ。今でも耳にその足音が残っています。

 

 当初は次男が犬を飼うことを猛反対していた私ですが、ミニシュナに会えばやっぱりかわいい。先月あたりから犬への誕生日プレゼントを考えるまでになりました。

 犬パワー、恐るべし。あ、これは人間の赤ちゃんにも言えますけどね。

 

 次男と何がいいかを相談していたときに、3月に広島県のデニムスクールでご一緒したレザー職人のTさんのことを思い出しました。

 Tさんはシカやイノシシのジビエレザーを使ったり、藍染めをしたりと面白いことをなさっていて、教室に実際に皮を持って来てくれました。牛や豚、爬虫類しか知らない私には初めて見る皮ばかり。染色もきれいで、皮を藍染めできるなんて思いもしませんでした。

 

 スクールでは各自がジーンズを縫い上げたのですが、後ろのベルト通しに付ける皮も彼は自分で用意していました。皮を水洗いしたときにどうなるのか、教室の隅で実験もしていましたっけ。案外、色落ちしないということもそのとき初めて知りました。

 

 スクールにいる間に私も皮に目覚めて、皮のハギレをスクールで縫ったデニムバッグに縫い付けたり、デニム小物のファスナーのチャーム(引っ張る部分に付ける飾り)に使ったりしました。

 デニムと皮ってとっても相性がいい!

 自分が縫った作品の一部に皮があしらわれているだけで、ちょっとカッコよく見えるから不思議。

 

 Tさんがお手製のキーケースを使っているのを見たスクールの先生、「俺にも作ってよ。」とオーダー。もう一人の先生はご主人へのプレゼントにと、名刺入れを彼にオーダー。立て続けの注文には彼自身も大変驚いていました。彼の一生懸命さや人柄の良さが先生たちにも伝わったんだと思います。

 

 それ以来私もTさんの作品にとても興味がわいて、インスタをフォローしています。広島県内のクラフトフェアでワークショップを開いたり、ネットで販売なさったり、お元気にご活躍は何よりです。

 

 で、ミニシュナ誕生日はTさんのお作りになる犬用チョーカーに決めました。久しぶりにTさんとLINEでやりとり。お人柄の良さはLINEでもよくわかります。

 イタリアンレザー数色の中から、次男と相談してブルーに決めました。

 犬の名前(画像では消してます・・・)と飼い主の電話番号が刻印されているペンダント付き。完成を楽しみにしていたら、無事に次男の元に届いたそう。

 

 次男から送られてきた画像を見て感激!

 「あらまあ、よく似合っていること!可愛すぎやしませんか?」

 親馬鹿?犬馬鹿?の私。

 

 早速Tさんにも画像を転送してお礼を述べました。Tさんも大変喜ばれてSNSに画像を掲載したいそう。息子も快諾。早速インスタに画像が上がっていました!

 その後、別の友人にもこのチョーカーを自慢したら、愛猫用の鈴付きはないかと聞かれ、またまたTさんに転送。

 

 これぞ口コミ、これぞネットワーク!

 人と人はこうやって繋がっていくんですね。

 

 レザー商品の中で、赤ちゃん用のグッズでもあれば、今度は初孫ちゃんに買っちゃうんだけどなあ・・・私。

 これは、「ババ馬鹿」ですね。