還暦記念の「ざ びぼうろく」THE備忘録 

目にとめてくださり、ありがとうございます。還暦を機に、これまでの想いやこれからのことを毎日書いていきます。

新年度の始まりと去年の思い出

春の空

春めいて

 年度切り替えの季節です。新年度に向けての後始末や準備をする頃でもあります。

 定年退職してもうすぐ1年。去年の今頃はどんなことをしていたかなあ?

 

 卒業式は最後の袴姿。卒業学年の担当教師ではなかったけれど、どうしても袴姿で終わりたかったので、着てしまいました。いつもは撮影係でしたが、去年だけはお役目無しにしてもらって。その後、袴はネット上で売却しました。もう着ることはないのでね。

 入試の作業もしていました。今年の合格者には授業をすることはないんだなあ、と少しだけ感傷的になったような記憶もあります。

 あ、そうだ。仲良しの女子教職員に贈る、お別れの記念品をせっせと縫っていたんだっけ。半年以上かけて、幾つも布バッグ縫ったのでした。

 コンピュータの入れ替え作業もしていたなあ。次に着任する人がサクサク使えるように、何台も設定し直したりもしました。

 自分の机周りも片付け始めました。異動の場合はあまりにも早く片付けてしまうと、生徒に異動がバレてしまうのですが、定年退職の場合は周知の事実なので、片付けるのも堂々とできます。文房具が山のように引き出しから出て来て困惑!

 退職辞令交付日の挨拶文も考えましたね。校長室で花束をもらって、最後のご挨拶ですので、短いながらも気の利いた文章を考えました。

 離任式も出席しないつもりだったので、家で録画して提出。4月以降の離任式当日に生徒が視聴したはずです。

 

 細々とした事柄をひとつひとつこなしていった日々でした。

 たった1年前のことですが、遠い遠いことのように思えます。